女神バカにしてたら理不尽な目にあった。
前回のあらすじ
海に落ちる→童貞がばれた。(自分で暴露した)
以上!!!
「で、あなたは?」
そろそろ本題に移りたい。
考えれば考えるだけボロが出るしな!!
あ、もうボロ出まくってるし関係ない!?
「あのですね!!」
あ、これ話進めたい奴だ。
かわいそうだし黙っておこう。
「単刀直入に言います。 異世界転生して世界救ってください!」
何言ってんだこいつ(笑)
「あ!バカにしましたね!?」
「はい!!」
どうせ心の声ばれるんだし仕方ないよね!!
「一応私女神なんですけど!?」
はいはい、よくラノベとかにある展開ですねわかります。
「不真面目なあなたはもう異世界に送り出しちゃいます!! えいっ!」
えちょっとまってそんな理不尽な
目が覚めたらここは異世界でした。
「どうしよう。」
開口一番がこれだよ。
もっとこういうのって長い御託とかずらずら並べられて初めて転生するもんじゃないのかよ。
気持ちとしてはオンゲ―初めてチュートリアルないまま世界に放り出された感じだ。
てかまさにそうだ。
ただ街並みとかはすげーRPG感出てる。
……なにはともあれ、一番大事なことを確認しよう。
「そこのお姉さん!」
適当に声をかけて、質問を投げかける。
「ステータスって、どうやって見るんでしたっけ!?」
まさか心のスタートボタンを押す日が来るとは思いもしなかったなぁ。
なにはともあれ、まずは自分の状態を確認しよう。
・ナナシ
【レベル】 1
【所持金】 銅貨0 銀貨0 金貨0
【道具】 なし
【装備】 なし
【スキル】▼
あんんんんのクソ女神いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
まさか所持金も道具もなにもなしで放り出すとは思わなかったぜ!!
これワンチャン歴代で最もつらい異世界転生あるぞ!?
もうスキルにしか期待できねえ。
いやスキルすら期待できねぇ。
期待1割残り絶望とか怨みとかでスキル欄を見た俺に、電流が走った。