自己紹介と冒険者登録
『それでは、使徒様方のチーム名が決まったようなので、冒険者登録の方をしに参りましょうか。ここからは、別の方に任せてあるので、彼女について行ってください。』
「ということですので、皆様こちらへお願いします。」
「瑠奈さん、あの人結構綺麗じゃね?」
「たしかに!るなも思った!焔君もそう思うよね?」
「うん、確かに綺麗だね。威太刀君はこういう人が好きなの?」
「ああ、まあそうだな。」
「たしかに威太刀の好きそうな感じだもんねー。……あー、そういえばさ、しっかりと自己紹介してないよね、るなたち。」
「あー、そういえば…‥」
「じゃあるなから!えっと、村岡 瑠奈。好きなことはアニメ鑑賞と読書で、猫派だよ。気軽にるなって呼んでね。」
「じゃあ次は俺か。竹居 威太刀だ。趣味はアニメ鑑賞とかかな。あと、生物学上は女だ。よろしく。」
「…‥え?おんな?おんなって、あの女?」
「ああ、その女だ。」
「ええー!まじかー、ごめん、ずっと男だと思ってた。威太刀君って呼んでたし…‥」
「いや、そのままでいいよ。俺もそっちの方が嬉しいし。」
「…そう?なら、そうするね。あ!えっと、草薙 焔です。趣味はアニメ鑑賞と読書。瑠奈さんとにてるかな。よろしく。」
「「よろしくね(な)」」
「皆様、こちらが冒険者ギルドになります。中でチーム毎に登録をお願いいたします。なお、その際にこちらをお見せください。」
そういって配られたのは、1つの手紙。みたことのない文字で、紹介状と書かれている。
「あれ?知らない文字なのに読める。」
「あ、ほんとだ。すげーな。」
「るなも読めるよ!おもしろいねー。」
ちなみに、冒険者ギルドには剣と盾の描かれた看板が掛かっている。そして、厳つい人たちが出入りしている。たまにいる細い人は、魔法使いであろう。
「うわっ なんか想像していたよりすごいや。これがあの冒険者ギルドか…」
「強そうな人いっぱいだね。」
「そうだな。街並みもそうだったけど、やっぱ異世界って感じがするわ。やべぇよ。」
「あ!受付ってあそこじゃない?早くいこ!」
受付にいたのは、獣人のお姉さんだった。
「冒険者ギルドへようこそ。ご依頼ですか?」
「あ、えっと、登録したいんですけど……」
「かしこまりました。それでは、こちらをご記入ください。代筆が必要な場合は20ギルです。」
「えっと、多分大丈夫です。」