アークガイル、策を練る
ランキング入り記念、オマケの投稿です。
閑話 アークガイル、策を練る
邪魔なヤマタニを貶めるには、まず財源を断つのがよい。
奴を支えているのは、あのマルペン商会だ。
ならば、商会を潰せばヤマタニも終わる。
「外から攻めるより……内から崩す方が早いか。」
アークガイルは薄く笑った。
まずは、マルペン商会の内情を探らせることにした。
◆
数日後、部下から報告が届く。
「ヤマタニは孤児に相当な金を使っております。」
「ほう?」
孤児院の運営。
炊き出し。
子供たちへの教育。
「無償だと? くだらん慈善ごっこだ。」
アークガイルは鼻で笑った。
「従業員は?」
「商人協会のヒラリー。それから経理課長ケイトです」
「なるほど……協会との繋がりか。なかなか抜け目ない男だ。」
だが、報告はそれだけではなかった。
「それからもう一人。以前、〇〇商会にいた男がおります。」
アークガイルの目が細くなる。
「ほう?」
「その男、〇〇商会の社長に多額の借金をしているとのこと。」
その瞬間、アークガイルの口元が歪んだ。
「……それは使えるな。」
◆
さらに調べさせると、〇〇商会の裏にはある貴族の後ろ盾があることも分かった。
「ククク……面白い。」
ならば話は早い。
〇〇商会に手を回し、あの男を動かせばいい。
「マルペン商会など、内側から崩れるだろう。」
アークガイルはワインを傾けながら、静かに呟いた。
「さて……ヤマタニ。いつまで笑っていられるかな。」
その夜、アークガイルの館では――
不穏な策が静かに動き始めていた。
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今日ボツンと日間ランキングが入ってました。
まだランキングにはptが低すぎると思ったんですが、277位だから納得です。
夕方になったら268位と順位が上がって嬉しかったです。これで高評価ブックマークがさらに付くと、250位以上も狙えるかも。




