旋盤完成、社長の野望
第40話 旋盤完成、社長の野望
待ちに待った旋盤が、ついに完成した!
「流石だ……鍛冶屋のおっちゃん!」
「流石だ……元研究者!」
社長は何度も頷き、感嘆の声を上げた。
この旋盤があれば、マルペン工房の工具発明プロジェクトは飛躍的に進化する。
日常の小さな改善が、やがて大きな革命をもたらす――そんな確信が、社長の胸を熱くした。
「さあ、次はマスターマザーマシンを作る!」
社長の目が、輝きを増す。
規格を揃えたネジやナットを作るのだ。
この一台さえあれば、工房のすべての部品は統一され、精密な機械の量産が可能になる。
開発チームの士気も高い。
社長の指揮のもと、工房は活気に満ち溢れた。
希望と野望が混ざり合った熱気の中、マルペン商会はまた一歩、未来へ踏み出したのだった。
「おー!」
声が響く。
旋盤の歯車が回り出す。
新たな発明の扉が、今、開かれたのだ。
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この話もなろう系小説向けなの?と悩みましたが、自作品「チンク探偵」はもっと一般向けかもしれません。候補第二位だったのですが、今思えば「倒産中年社長、異世界で孤児達と逆転再生経営!」のが正解だったかもしれませんね。




