表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
倒産中年社長、異世界で孤児達と逆転再生経営!  作者: 神永ちろる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/63

工場直営店舗と開発の両立

第12話 工場直営店舗と開発の両立


銀貨、銅貨を机の上に並べて数える。

何度数えても今日もギリギリ。

売上が問題だ。金を稼がないと詰む。


脳裏に浮かぶ、息子の大学進学予算がないと告げた息子の暗い顔を…。

喉が痛い。あの日の場面、声が裏返る。

守れるか?守るしかない。


気を取り直し、雇った子供達にどうしたら、よく覚えてくれるか考えた。


少年二人はなかなかやる。すぐに仕事を覚えてくれた。


石鹸やロウソクの生産ラインも、手際よく回るようになる。


そこでヤマタニは、工場の前に工場直営の小さな店舗を作ることにした。


通りかかる人々が商品を手に取りやすいように、陳列棚を並べ、見やすく工夫する。


少女は売り子として店に立ち、客とやり取りしながら販売を覚えていく。


ヤマタニはケン、ロミオ、ウテナの三人の様子を見ながら、自分は模型作りや新商品の開発に専念できる。



さらに街の雑貨屋にも声をかけ、商品やポスターを店頭に置かせてもらうことにした。


露天や店舗だけでなく、街のあちこちで自分たちの存在を知ってもらう。



そういえば、工場脇の小屋に住まわせた孤児がいない。もっと良いねぐらを見つけたのかも知れない。

ヤマタニは気にもしない。毎日薄いスープばかりだからな。



こうして、ヤマタニの工場と販売網は少しずつ形を整えていった。


少年少女の力もあって、生産効率は上がり、ヤマタニは開発の時間を確保できるようになる。


本当に金が厳しい。もっと売らないと子供達を守れない。今度は絶対に救ってみせる。



しかしヤマタニはまだ気づかない。マルペン商会とかかわった孤児が、また一人、また一人と消えていく事を…。





 よかったら高評価ブックマークしていただけると励みになります。


売上の一万円札を数え、夜間金庫にいれる仕事をしました。

十枚ずつ数えて数百万円になると、これがあれば新しく車買えるとか考えてしまいます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ