表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぬか床の妖精  作者: メタボ戦士
19/27

第十九話 十三日目 喧嘩

 朝7時に起きた。

 

 今日は休日。


 昨日の合コンが上手くいかなくて家で落ち込んでいたが、寝たらどうでもよくなっていた。


 女性はあの4人だけじゃない、いつか運命の人に逢える。そう思うことにした。


 そんな感じで気持ちを立て直した。


 さて今日は特に用事もないので1日中ぬかさんとゲームをしようかな! 


 その前に朝食とぬか床の世話。


 朝食は最近テレビ番組でみて美味しそうだった中国粥を作って食べた。


 その後ぬか床の世話。


 ここ5日ぐらい軽く混ぜていただけなので野菜は漬けていなかったので、久しぶりに漬けた。


 豆腐にした。

 豆腐はキッチンペーパーで包みおもしをのせて水分を抜いた後、また別のキッチンペーパーで包み漬けた。

 

 朝の一仕事終わり。


 終わったので、ぬかさんとテレビゲームで遊ぼうとしたら〈ピコン〉スマホから通知音がした。


 見たら高次からL●NEが来た。


『岩鬼、今暇?遊びに行こうぜ(◍•ᴗ•◍)』


 返信した。


『面倒くさいから無理!昨日仲良くなった橋本さんと遊びに行けば?』


 高次からメッセージがきた。


『何だよ(ᗒᗩᗕ)橋本さんはL●NE交換はしたけどそこまでの仲じゃねえよ。じゃあもういいよ他のやつ誘うಠ︵ಠ』

 

 返信した。


『そうしろ、じゃあなಠωಠ』


 高次からメッセージがきた。


『じゃあなಠ︵ಠ』


 終わった。


 ムキになるというか八つ当たりしてしまった。高次に。

 まだ昨日の合コンのダメージが残っていたようだ。


 明後日大学で謝ろう。


 まぁ終わったことだし、ぬかさんとゲームをしよう。


 ゲームをしようとしたらぬかさんが、

「さっきL●NEの内容を隣から見てしまったが、あのメッセージは良くないんじゃないか岩鬼。」と諭した。


「ぬかさんは関係ないだろ。ほらゲームやろう!」


「私はお前を心配して言ってるんだ。感情に任せてあんな対応していたら友達いなくなるぞ。」

 

「あの対応は確かに大人気なかったとは思うけど、気持ちがスカッとしたからいいんだよ。」 


「お前反省する気ないな。もういい、今はお前とゲームはしない。岩鬼、外で散歩して頭を冷やして来い。」


「外は暑いからやなこった。ぬかさんが行けば。あ〜ぬか床から50メートル内までしか離れられないんだったね、残念。」


「私に喧嘩売っているな、許さない。これでも喰らえぬかパーンチ!」


 俺の足元を殴った。


 痛くも痒くも無かった。

 しかしはいているズボンがぬか臭くなった。


「地味な嫌がらせレベル。でも服を全てこの臭いにされても困るから参ったよぬかさん、俺が悪かった。反省しているよ。」


「わかればよろしい。友達にもすぐに謝罪しろ、L●NEでいいから。」


「わかったよ。」


 高次にL●NEで『さっきはごめん(个_个)』とメッセージをしたら、『いいよ(・∀・)』と許してくれた。


「ぬかさん、送ったよ。」


「ならいい、ゲームするか。」


「うん。」


 深夜までゲームをして遊んだ。


 昼食と夕食はゲームに集中していて食べなかった。


 いつの間にかスイッチがきれたかのようにリビングで眠った。


 


 


 

 

 


 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ