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ぬか床の妖精  作者: メタボ戦士
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第十八話 十二日目 合コン本番

 合コンが始まった。


 座る席は対面に女性が座る感じで落ち着いた。


 幹事の高次と同じサークルの武田たけだ たけし先輩が仕切り始めた。


「自己紹介の前に何か頼もうか。注文したものすぐに来ないだろうし。」


女性①「私達はそれでいいよ。いいよね。」


女性②と③と④「はい。」


 注文用タブレットで注文した。


武田 「注文したものが来るまで時間も自己紹介始めようか。


武田以外 「賛成!」


武田 「まずは言い出しっぺの俺から時計回りでやろう。武田 剛です。△△大学の2年生でテニスサークルに所属しています。よろしく。」


女性① 「テニスサークルいいですね、テニスウェア似合いそう。次は私ですね、宮野 綾華です。★★女子大学の2年生で旅行サークルに所属しています。よろしく。」


先輩②「旅行いいね。僕は臼井幸雄です。武田と同じ大学同学年で同じサークルに所属しています。よろしく。」


女性② 「皆さん同じサークルですか?」


俺 「いいえ、俺は写真部です。」


「へぇー」と女性陣が興味なさげだった。


女性② 「次は私ですね。真鍋 香織です。宮野ちゃんと同じ大学で同学年です。ボランティアサークルに所属しています。よろしく。」


高次 「潮田 高次です。大学1年です。学年以外は武田先輩達とほぼ同じです。他に違うのはレストランでバイトをしていることです。よろしくお願いします。」


女性③ 「奇遇ですね。私もレストランで働いているんですよ。」


高次 「そうなんですか。」


女性③ 「敬語じゃなくて大丈夫だよ。同学年だから。」


高次 「そっか、わかった。」


女性③ 「橋本 志保です。大学1年です。宮野先輩と学年以外はほぼ同じです。よろしくお願いします。」


俺 「小津家川 岩鬼です。大学1年です。写真部に所属しています。喫茶店で週3バイトしています。よろしくお願いします。」


女性④ 「中川 舞です。大学2年です。軽音楽部に所属しています。よろしく。」


 自己紹介が終わったところで、注文したものがきた。

 未成年はウーロン茶で他はビールで乾杯した。


武田 「自己紹介も終わったから、気になる人の近くに座るのどうかな。」


女性陣 「異議ナシ。」


武田以外の男性陣 「異議ナシ。」


武田 「注文したものを持って移動と言うことで。」


 女性陣が移動した。


 3人が武田先輩の近くに固まった。唯一、1年の橋本さんが高次の近くに座っていた。


 ····クソモテ男め、羨ましい。


 武田先輩と高次だけが楽しそうにトークしていた。


 俺と臼井先輩は女性陣に全く相手にされてないので、2人で注文したものをやけ食いした。


 いつの間にか合コンが終わっていた。


 武田先輩と高次は仲良くなった女性とL●NE交換していた。


 ·····クソ羨ましい。


 今回は俺にとって居酒屋のお通しと注文したものを食べて終わっただけの会だった。

 いつかリベンジしてやる。


 家に帰った。色々して寝た。


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