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2085年10月15日

 

携帯ショップに向かう途上。


外はまるで未知の世界。


世界はまるでスノードームの中に、

閉じ込められているみたいで。


トイカプセルの中に入り込んだみたい。


都市は半円球のガラスの中に取り囲まれ、

人々はそのドームの中で生活している。


火星の大気は人が生きていくには薄く希薄で、


ドームの中も完璧じゃない。


それでも人は歪に生きている。


酸素ボンベをした親子。


空を飛ぶドローンタクシー。


フロントでよんでもらった、

その無人タクシーに乗り込む。


空中には謎の丸い球体建築が浮き、

時おりその中にドローンタクシーが入っていく。


全てが未知の世界。


おとぎ話の浦島太郎。


空中に浮遊するように、

写し出された透明モニターからは、

極彩色の映像が飛びかう。


その合間を器用に抜けて、

ドローンタクシーは目的地に到着。


メモが追い付かない。


携帯ショップで見てもらったところ、

火星の電力は400V(ボルト)

地球の統一電力200Vではあわないらしく、

そのままでは携帯が爆発するらしい。


電力変換器を購入。


2,200レアル。


騙されていないだろうか?


そこで充電してみてもつかない。


携帯が壊れている事が発覚。


修理には約一週間前後かかる。


修理費は口座から自動で振り落とされるらしい。


そこで私は、私に口座があるのか聞く。


もちろん携帯購入時には、

口座がないと契約出来ないとのこと。



変な顔をされた。


記憶が無いんだから仕方ない。



殺す殺す殺す殺す。


死ねバカボケ。



収穫、キャッシュカードを発見!


携帯を修理に出し、宿泊施設に帰還。


その途中銀行によるが、

口座番号がわからず現金引き出しは断念。


宿泊施設の地下レストランで食事。


現金残高

2万円3,500レアル





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