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異世界で《毒使いアサシン》となり、冒険して生きます  作者: 金城凄
第3.5章 魔の躍動… ‐Devil's movement-
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第7話 巨人殺し…

「パーフェクトガード!!!!!」






ガブは、勇都の前に出て白銀の盾ヘパイトスでサイクロプスの拳と止めていた。






「グフッ!」







ガブは、盾で拳を喰い止めていたがあまりの衝撃で口から血を流していた。







「ガ、ガブさん…」






勇都は、青ざめた顔でガブを見る。








「俺に構うな。何度でもサイクロプスの攻撃は防いでやる!だが長くは持たないぞ、急げ!!!」






勇都は、ガブの叫びを聞き決意する。





「はい!」







再びサイクロプスが左の拳でガブ達に殴りかかる。







「パーフェクトガード!!!」








ガブは、サイクロプスの拳を止める。






勇都は、ガブの後ろから出てダッシュしてサイクロプスの左足へ向かう。





サマエルの変化した魔剣グランベリーに玉を入れる。







(勇都、今度はあの毒をお見舞いしてやれ!!)






サマエルは、勇都に別の毒で倒す様に助言した。







「誇り高き太陽に向かい咲け!サンフラワード!!」






シャナの杖が黄金色に輝く。






サイクロプスは、光で眼がくらみ閉じ、地面に左膝を付いた。







「おおおおおおああああっ!!!」







勇都は、サイクロプスの膝から上へとグランベリーで斬り上げる。







すると斬った傷口が煙を上げて溶けていた。







勇都がベルムダンジョンで戦った白蛇の毒だった。






白蛇の吐き出す毒は、体を溶かす威力があった。





勇都は、そのままサイクロプスの左膝に乗り駆け上がる。






「やーっ!!!」





サイクロプスの腹をグランベリーで何度も突いた。







サイクロプスは、腹から血を吹き出していた。






サイクロプスは、両手で勇都を挟んで潰そうとしていた。








(頭を狙え、勇都!!!)






勇都は、サイクロプスに手で挟まれる寸前に飛び上がる。





同時にサイクロプスは、両手を合わせる。




勇都は、間一髪サイクロプスの手を躱した。





サイクロプスの喉にグランベリーを突き刺す。






「ガグェエエエエエッ!!!」






サイクロプスの喉仏の部分いグランベリーが突き刺さる。





勢いよく血が噴き出て勇都に掛かる。





サイクロプスは、勇都の一撃で更に体勢を低くした。




勇都は、足を使い、サイクロプスの体に蹴りを入れて飛び上がる。







「これで終わりだッ!はああああああっ!!!」







勇都は、グランベリーをサイクロプスの目に突き刺した。






サイクロプスは、今までで大きな声で絶叫を上げた。






サイクロプスの目が黄色に染まり、煙が立ち上りと手始めてきた。






「ガードストライク!!」






「ローズレイン!!!」







ガブは、白銀の盾を回転させてサイクロプスの胴を斬る。





サイクロプスの体の脇腹の肉塊が吹き飛んだ。





シャナは、サイクロプスの頭上から薔薇の雨を無数に降らせる。




鋭い棘の薔薇がサイクロプスの体に容赦なく突き刺さる。





サイクロプスは、完全に動きが止まった。





全身の色が真っ黒くなる。





サイクロプスは、そのまま音を立てて地面に倒れた。





二度と動くことは無かった。








「や、やった。か、勝ったぞ!!!!」






勇都は、サイクロプスの姿を見て勝利を確信した。






勇都の身体中に力が漲る。






勇都のレベルが上がった。





勇都は、レベル20になった。





新しいスキルも覚えた。





そこには、二刀流と表示されていた。







勇都は、レベルが上がったことはわかっていたが、新たなスキルの存在はわかっていなかった。






勇都は、巨人サイクロプスを倒し、レベルも上げたのだった…






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