表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくらいろの世界  作者: 夢空 かなた
1/2

君の物語


…私を置いて何処に行ってしまったの……。

一人にしないで……。

「……。」

「ねぇ。どこにいるの」

私は誰かを探し続ける。どこまでも…。

理由はわからない。だけど、そこに答えがある気がするんだ。



だから。私はあの時、あの瞬間から。

人生に色がついた。

その答えを見つけるために


私は戦わなきゃいけないんだ。

仲間と自分のために…。


答えを見つけなきゃいけないから

人は変わらなきゃいけない時があるから


―日常―

朝がいつものようにやってくる。

私は3歳の頃行方不明になって帰ってこなくなったお父さんの写真に向かって言う。

「おはよう」って。

父を失くした母は今、違う人と同棲していて共働きで働いている。

だから私はいつも一人…。

こんな事を考えながらテキパキとお弁当を作る。


「今日は上手く卵焼き作れたなぁ♪よし、うまく出来たし学校ついたら、未来にあげよう!」


ウキウキ気分で制服に着替えて身支度を済ませた。

そして、誰もいない家に向って明るく「行ってきますっ」って呼びかけた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ