表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/19

黒幕との邂逅

……………………あれ?おーい、いるよね?

そろそろ泣いちゃうよ?いいの?

出てきてよー



さっきのはなしで お願いします


「ハハハごめん、ごめんちょっとイジワルしたかったんだ」


そんな声が聞こえると

俺はいきなり白い空間にいた


目の前には活発そうな10歳ほどの少年が立っていた


「カタカタ」(お前は誰だ?)


「神だよ」


なんだタダの電波野郎か


「電波野郎とは酷いな?」


少年は言葉とは裏腹に愉快そうに笑う少年


「信じるかは別にどっちでもいいけど

どうして黒幕がいるって気づいたの?」


そんなの簡単だろ

明らかに俺が生きやすかった

例を上げるとしたらどこの世界に植物もない洞窟に木が落ちてるんだよ


ハハハ

「それもそうだね!

僕も君の立場だったらあれしか倒す方法浮かばなかったからね!プレゼントだよ

でも本当にそれだけなの?」


まぁ実を言うと最初から疑ってた

偶然死んだ人間が異世界に転生して

偶然記憶が残ってて

偶然ステータスが見える世界でおかしいと思ったんだよ


だから誰かが裏にいると考えてたんだよ

最終的にはスケルトンの感だけどな


アレ?てか心読まれてね?

マジで神なの?


「そう言ったじゃないか

でも君面白いね!選んだかいがあったよ!」


どういう事だ?


「実はね、僕たち神の間で勝負してるんだよ!」


勝負?


「誰の送り込んだ眷属が一番に魔王になれるかって勝負」


てことはお前ら電波野郎共の遊びのせいで俺はスケルトンになったってことか!

ふざけんなよ!肉返せや!


「そんなに怒らないでよ、一番に魔王になれたら僕が出来ることならなんでも願いが叶得てあげるから」


なに?それは本当か?


「ホントだよ」


それなら人間に戻って元の世界に帰ることも出来るのか?


「それは無理だね

君もう死んでるもん

僕でも死んだ人間を生き返らせるのは無理だもん」


え?俺死んだの?


「聞きたい?君の最後を?」


俺は頷くのだった







主人公の死の原因が明かされます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ