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200字小説・300字小説

フラッシュバック

作者: 柿原 凛

 失恋してからというものの、常に次の人は現れないかと考えている。

 アイツ以上の相手はいない。でも次に進まなければと人は言う。

 ふと考えた。

 求める条件はただひとつ。

 アイツみたいな人。

 だがもし見つけ出せたとしても、アイツみたいということは、ひとつひとつの行動にアイツを思い出す。

 それはまるで末期の麻薬依存症のよう。まさにフラッシュバック。

 と、いうことは。

 諦めきれない泥沼状態。下に向かう螺旋階段に終わりはない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 螺旋階段に終わりはない、という部分が気持ちがどんどん渦を巻きながら下に向かっているのかと思いました。それはまるで末期の麻薬依存症のよう、というところは比喩表現が使われていて良かったです。
[一言] 綿矢りささんは私も大好きです!鮮やかな表現能力が素晴らしいですよね(^-^) 行間が一定なのが若干気になりました。 テンポに合わせて行間を調節するのもいいかと思います!
2013/02/07 23:35 退会済み
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