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サイドストーリー『山を買った父』

別作品に整理しなおすかもしれませんが、章の構成のみ転記させてください。Xに書いてしまうと、後から探すの大変なので…「男の厨房」XとかFACEBOOKでやらないで、Vlogとかの方が写真の説明もしやすくって良いのかもね。SNSは日常ネタや、他人のポストに絡むに留めて・・・・・・


第一章 突然の宣言


「山、買ったから遊びに行くぞ」 小学校四年か五年の頃だった。父のその一言に、僕と弟はぽかんとしたまま、隣町の雄和町山崎山へと連れて行かれた。道路沿いの畑を抜け、雑木が混然と立ち並ぶ林へ。下刈りは済んでいたが、倒木や株立ちの木々、伸びかけの若木が入り混じり、太陽の輪郭は木々の隙間にぼんやりと滲んでいた。


第二章 “遊び”という名の労働


父が切り倒した間伐材を、胴切りして一メートルほどに揃えたものを、僕らはトラックまで運んだ。遊びとは名ばかりの作業だったが、父は楽しそうだった。 「お父さん、のどが渇いたよ」 「つば飲んどけ」 弟は疲れ果てて助手席で眠りこけていた。僕は、木の重さよりも、父の言葉の重さに戸惑っていた。


第三章 杉の苗と夢の家


滑りやすい傾斜地に穴を掘り、黒土を入れて苗を立てる。父は「この杉で家を建てるか」と笑いながら言った。夢のような話だったが、一部は実現した。けれど、国産材の相場が下がるとともに、製材して一攫千金という夢は霧のように消えていった。 それでも、父の目はどこか遠くを見ていた。木々の先に、まだ見ぬ家のかたちを描いていたのかもしれない。


第四章 椎茸と井桁と僕ら


椎茸の原木栽培も始まった。父が穴を開け、弟がタネ菌を詰め、僕が原木を運んで井桁に積み上げる。何度も組み直し、水をかけ、寒冷紗をかける。意味はわからなかったが、かいがいしく世話をした。それが無駄かどうかなんて、考えもしなかった。ただ、父の計画は着々と進み、僕らの休日はその一部になっていった。


第五章 根を張る記憶


あの林の薄暗がり、木々の匂い、弟の寝顔。すべてが、今も僕の中に静かに根を張っている。 父の夢は、経済の波に飲まれて消えたかもしれない。でも、僕らが過ごしたあの時間は、確かに生きていた。杉も椎茸も、そして父の声も。 それは、僕の中で今も静かに育ち続けている。


そしてXでは旗色を鮮明にしなければ相手にされないのかな?何か、ラジカルに政治的見解を発信する人ほど支持されているように思います。特に有名でない方でも、結構なフォロアーが居たりしますよね。誰の選挙カーでも手を振ってしまう僕は、自分で思う以上にお花畑なのかもしれませんね。

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