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倉場富三郎

作者: 川里隼生
掲載日:2024/08/11

 倉場くらば富三郎とみさぶろう。長崎に生まれたその男は、七十四歳にして自宅で首を吊って死亡した。母親は淡路屋あわじやツルか加賀かがマキとされ、はっきりとはわかっていない。裕福な商人を親に持ち、自宅からは長崎港を一望できた。


 明治、大正、昭和と激動の日本を生きた彼が自害したのは一九四五年八月二十六日。故郷である長崎が原子爆弾によって壊滅してから間もない頃である。彼の自宅から見えた長崎港では戦艦『武蔵』を建造していた。機密漏洩を危惧した軍は倉場夫妻を監視し始め、外出時には尾行を付けた。外出先で会話した者については、会話の内容について尋問した。


 倉場は長崎市の坂本国際墓地に眠っているが、彼の墓標にはトーマス・アルバート・グラバーと刻まれている。

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