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転生融合! めざすはパラメーターカンスト  作者: たぬ@狸屋


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〇【魔族】公爵との闘い(2)

【魔族】は本当におとぎ話にでてくるような魔族のお姿だった。

身長2mを超す巨躯、紫色の肌、頭の横からは角がせせりだし、金の瞳に縦長の瞳孔。

2mだよ、プロレスラーだよ、ホント。

その【魔族】が、オレと手長猿の前に立っている。距離としては、約20mってところか。


【魔族】が何かを呟くと、その周囲の樹木が消滅し、【魔族】をオレの間の視界を遮る物体が無くなってしまった。


オレは落ち着いていた。あきれて一回りして落ち着いてしまったともいう。


何故か。


まず、追いつかれ、とにかく撲殺されてしまうイメージがあった。

運動神経の鈍いオレにとって、この世のものとは思えないスピードで突進してくる【魔族】に魔法を当てることは、ほぼ不可能だったはずだ。

だが、そもそも…、どうしてこの世のものとは思えないスピードで突進してきたのか。


その謎が、今、明らかに!



『何か妙な【神気】を感じたと思えば…、【地神】風情が、何故、我々の領域に踏み込んでおるか。』

『うきーーー、おいらがいかに戦いに向かないとはいえ、【魔族】ごときに【地神】風情と罵られるとは、屈辱、屈辱~~~』

『ほざかしいわ。公爵たる我が問に答えよ。何故、【魔神】ベルデュノルディル様の領域を、森に詳しい【地神】が斥候しておるのか。』


【魔族】公爵は、手長猿とお話をはじめていた。

手長猿とオレの視線が交差する。


この絶体絶命のピンチは、ほかの誰でもない、森に詳しい【地神】と自称する、この手長猿の存在のようだ。

この絶体絶命のピンチは、ほかの誰でもない、森に詳しい【地神】と自称する、この手長猿の存在のようだ。

重要なので繰り返してみました。


オレの冷たい眼差し。

それを受けて、手長猿から冷たい汗が流れているのが、なんとなく、分かる。

オレが欲しいのはナビゲーターであって、フラグではないのです。


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