〇新学期。(空気って読むべきものだよね)(5)
「イメージの上書き、ですか。」
そういって、ターニアはころころと笑った。
「ああやっていっておけば、みんな、セージ様が何か特別な力を得たって勘違いするでしょうね。」
『いや、あるじどのは、その何か特別な力を隠そうとしておるのじゃが・・・』
「いえいえ、神様。何か幸運な機会があって「そこそこの能力」と「何かしらの権力」に恵まれたのだって思うんですよ。「そこそこの能力」の分、セージ様が力を振るわれても異端扱いにはされないでしょう。」
「いろいろ考えて、ああやってふるまってくれたの?」
「いえ、単にルリアナ殿と仲よさそうな雰囲気を醸し出していたから、ちょっとからかってみただけですわ。」
・・・この、くそエルフめ!
とりあえず、ケラケラ笑っている手長猿を握りしめ(注意:決して動物虐待ではありません。)、認識阻害の技術を習得するまでは黙って【森人】ターニアの気まぐれに付き合うしかあるまい。
そもそも、【大樹海】からの帰還途中、闇魔法について、その概要を教えてもらったことを持って、約束は履行してもらっていたと、オレもウィッキー君も認識していた。
だから、別にターニアの連絡先とかも詳しくは聞いていなかった。人間に協力的な【森人】なんて、【組合】で聞いたらすぐ分かりそうだったし、さすがにS級探索者までとは思わなかったけれど。
(パラメーター)
MP:D→C/S 魔法力
知性:D→A/S 魔法レベルの評価
精神:D→B/S 抗魔法力の評価
反応:D→C/S 魔的反応速度の評価
魔法力と魔的反応速度をどうやって高めていくか。
闇魔法のレベルアップとともに、これらのパラメーターをどう引き上げていくか。
【王宮】や【教会】の被検体になり果ててしまうというバッドエンドを回避する道がみえてきた以上、その道を驀進しなければならない。
それが、例え、【あの時のセージ君】が常態化していると、みんなに恐れ慄かれるとしても!
・・・なんか脱線している気がしないでもないけれど、まあ、いいか。
これで作品としては完結です。ありがとうございました。
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