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転生融合! めざすはパラメーターカンスト  作者: たぬ@狸屋


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37/46

〇女の子と二人っきりの夜(手長猿はノーカウント。女の子かどうかも不明。)(1)

さて、【森人】である。

そもそも、【森人】は、誠二的にいえば、いわゆるエルフである。

精霊種と人との間に位置し、総じて長命で魔法に通じている。体躯は細く、森で自然とともに営むことを好む。

あまり人とは交流はしないが、稀に好奇心の強い者が街に住み着くこともあり、一定の交易は行われている。

また、言い換えれば「神と人の間の存在」であり、非常に長命。王族や上位貴族と政治的に何らかの繋がりがあった時代もある。

ちなみに、【教会】の教義と相いれない部分も多く、【森人】に対し、【教会」はほぼ不干渉の立場だ。



ということで、意識を失っているこの【森人】に対し、オレは野蛮な劣情を抱くことはなかった。

だって、寮母さんよりオバサンかも知れないんだぜ。

ちなみに、ウィッキー君は様子見の様子。


「ウィッキー君、セクハラとかしないの?」

『あるじどの、そのセクハラとは何かが分からぬが、すごく馬鹿にされた気分になるのはいかに!?』


【森人】が少し身動ぎした。どうにも意識が回復したらしい。

かすかに目を開けて、焚火の炎を確認し…、ばっと起き上がろうとする。


『娘よ。落ち着くのじゃ。大丈夫じゃよ。』


普通なら「うききー」にしか聞こえないはずのウィッキー君の声を聴いて、【森人】のお姉さんは少し固まった後、しずかにウィッキー君に向かって頭を下げたのでした。

何それ。


まずは、【森人】のお姉さんには、自分の身の安全を確認してもらった。

どうにも、装備していた武具はすでになくなっていたらしい。というか、武具を装備してたんだね。

見つけたときは、すでに衣服の一部がびりびりになっている状態だったから。

さすがに、【森人】だけあって、ウィッキー君が【地神】であることを、すぐに理解した様子である。普通に考えたら、手長猿がしゃべるっていうのが、なかなかおかしいんだけどね。


ウィッキー君が、【小鬼】の集落に武装解除された【森人】のお姉さんをみつけ、セージとともに助けだしたことを伝えた。また、【小鬼】の集落をほぼ焼き尽くしたことで、とてもではないが【小鬼】がこちらを追い駆けるような状況ではなく、【地神】の獣除けの結界によって、今は安全な状況であることも伝えていた。


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