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転生融合! めざすはパラメーターカンスト  作者: たぬ@狸屋


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33/46

〇夏季休暇なんだから遊ぼうぜ。(レベリングって楽しいよね)(3)

【小鬼】

【魔獣】の中でも顕著に群れで行動するタイプ。身長は約1m、2足歩行で木の槍や棍棒を持つ。

一匹一匹は、【魔獣】の中でも戦闘力は弱い部類となるものの、一定の知能があり、群れで行動することから、非常に危険である。

たとえば、体長2mにもなる【剣狼】といった【大樹海】でも上位の【魔獣】でさえ、場合によっては、数十匹単位の【小鬼】に狩られてしまうことがある。


尾根から谷合を除くと、そこには【小鬼】の集落があった。竪穴式住居のような茅の固まりが20個。

視認できるだけ、83匹。


『これは、楽に100匹を超える群れであるな…、ん、あるじどの…』


ウィッキー君の指さしした先を見る。集落の外れの方にある茅の固まり。

足がのぞいてみえる…、あれは…、人ですね。


普通に考えれば、人は助けるべきだ。

でも、自分の命を懸けてまでやることじゃない。ましてここは【大樹海】の中だ。

では、自分の命をあまり懸けずとも、助けることができる可能性がある場合はどうだろう?


「ウィッキー君、調べてきてもらえるかなあ…、特にどれだけの人が捕らえられているかが知りたい。」


『了解なのだ、あるじどのー。』


こくんと頷いて、手長猿は谷合に向かい駆けていった。

何かかっこいいぞ、ウィッキー君。



尾根筋で息をひそめていると、ウィッキー君が帰ってきた。


『どうにも、【森人】の女が一人だけ捕らえられているようだ』


「…、それっていわゆる〇辱系?」


『凌〇系ってのが何か分からないけれど、眠らされて動けないようにされているのだ。正直、一刻を争う状況かも…。で、あるじどの、どうするのだ?』


「うん、もうちょっと近寄ってから魔法をぶっ放す。」


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