〇魔法、四の五のいわず魔法。(3)
ということで、まずは教科書の内容をノートにまとめることにしました。
そして、まとめてみると、3年間の魔法学の教科書が一冊のノートで整理することができました。一晩で。
内容は、
・魔法全体の構成…魔法は、属性魔法と無属性魔法に大別される。
・属性魔法は、火・水・風・土と光・闇の6属性に大別される。
・無属性魔法は、属性に影響のない個別術式による魔法である。
って感じである。
そして、セージの記憶をたどってみると、魔法実技といえば、火を熾す、風を起こす、霧を生み出す、土を固める、といった動作を呪文詠唱により行うことだった。
ステータスを確認する鑑定魔法は、自分自身や他者の能力評価を行う光魔法で、認識阻害は、ダミーの情報を相手に提供する闇魔法だ。
なので、ステータスをごまかすには、闇魔法の修練が必要になる。
が、考えてみるに、ステータスをごまかすような魔法の使い方が、中等部の教科書に載ってるわけないじゃん!
『あるじどの、このノート、良くまとまっているのだ!』
ウィッキー君は、字が読めるんだ。それなら、ウィッキー君がノートをまとめてくれたらいいのに。
そもそも【地神】だよね、君。
あ、ウィッキー君が逃げ出そうとしている。
とりあえず、しっぽの先を握り、ウィッキー君の逃走を阻止。
「ウィッキー君、ノートをまとめてくれなんて言わないから、そろそろ認識阻害の方法を教えてよ。」
☆
【八ノ月】、なぜかオレは【大樹海】にいます。
いやあ、魂って融合しきれないっすね。
誠二としては、パラメーターをここまで来たらカンストさせたい。
セージとしても、ここまで身体が頑強になると、ちょっとアウトドアを楽しみたい。
両者一致じゃん。(これを魂の融合という。)
ということで、庭師のおじさんに花壇の植物の世話を頼み、寮母さんには実家の方に行ってきます、といって出てきました。




