〇神様との邂逅???(1)
これだけ能力差があると、見つかったら逃げきれない。
【魔族】>>プロの探索者や兵士 >>>> セージ
※不等号の数は正しく表記してみました。
うん…。
これは…、死んだな…。
迫りくる死の恐怖におののきつつ。
でも、何故、僕はこうもヒトゴトのように感じているのだろう…。
セージは茫然していた。
『きききききききききききききききききききききききき~~~』
肩に座る手長猿の叫び声でセージははっと我に返った。
手長猿の云うことが本当なら、そしてセージも確かに感じている。
【魔族】がこちらに迫ってきている。
とにかく、まずは逃げなきゃ!!!
☆
俺の名は桂木誠二。
何の装飾もない白い部屋にいる。
目の前には、白いローブをきた小柄な白髪の老人。
「あなたは神様ですか?」
「ふぉふぉふぉ、よくわかったのう。いかにも、わしは神様じゃ」
神様は、自分のことを神様というのだろうか。
というか、多分、死んでしまった自分が、何故こうやって「考える」ことができるのだろう?
だって、考えるための脳細胞も死んじゃってるし。
「それはのう、神界からの特別サービスで、君の魂を異世界に送ることになったからじゃ」
まさかまさかのラノベ展開?
病を患っていて、何とか15歳まで生きてきた身にとっては、相当違和感あり。
正直、父母や兄はとても優しかったけれど、俺が死んでほっとしている部分もあると思う。
だって、俺自身、ほっとしたところがあるもの。
※1日4話、投稿中です。




