まだブックマーク100越えたことのない私だけど、PVの数が少ない新人さんへ、ホンノ少しだけですがアドバイスしてあげたいこと。
日本最大の小説投稿サイト『小説家になろう』
小説家に憧れて。
自分の小説を読んでもらいたくて。
自分の書く小説の、評価が知りたくて。
など、このサイトに投稿する人たちの理由は様々でしょう。
でも、数ある小説投稿サイトの中から『なろう』を選んだ理由として、読者数の多さを選んだ人は多いと思います。
実際にランキング上位に作家さんたちは、累積ブックマーク数万、総合ポイント数十万ポイント、そして週間ユニークユーザーも数十万人と、私のようなごく平凡な一般市民から見ると「自費出版した方が、良いのでは??」と思えるほどの驚異的数字を叩き出しています。
仮に週間ユニークユーザー14万人だとしても、一日のユニーク数は2万!
そのユニークユーザーが仮に5ページ読むとすれば、1日のPV数(回覧数)は10万となります。
凄いですねー……。
ところが私は全然知らなかったのですが、そのような凄まじい数字を叩き出すのは既に書籍済みの作品だそうで、全体のホンノひとつまみ位の人たち。
殆どの人たちは週間ユニークユーザーが100人未満だそうです。
さて、それではここからは貴方の問題です。
初投稿は如何でした?
思ったように沢山の人が読みに来てくれました?
もしも、貴方が満足いく数字だったとしたら、これ以上私は何も教えて差し上げることはありません。
だって私は週間ユニークユーザー100前後を行ったり来たりしている人ですもの。
PV数や感想、ポイント数などは、ジャンルによって大きく異なると言います。
当然一番多いのは異世界ファンタジーで、ここの読者は全体の8割とも言われる話を聞いたことがありますが、真意の程は知りません。
私の初投稿は現実世界恋愛もので、初日PV数は23PV、月間ユニーク数は336人で、初投稿から約1年半は、ただ何の工夫もなく投稿を繰り返すだけで特にこれ以上の数を超えることはありませんでした。
投稿した日にも拘わらず1PVと言う日もありました。
初投稿から1年半後、私はTwitterを使うようになり、それまで月間ユニーク数が700前後だった作品が、一気に1000を超えるようになりましたので、使った方法を参考にしてみて下さい。
◆先ずTwitterを活用して増やす方法から。
Twitterに ”こんなお話しです” と言う簡単な内容案内と、アピールポイント、「なろう」で書いている事と、作品のURLを貼り付けたもの、要は単行本に付いている帯に役目を担うものを ”固定ツイート”に設定します。
(イラストとか写真があれば目立つし興味をそそりますのでベストですが、あからさまな盗作コピペは違反ですのでNGです)
やり方は、一旦作成したページをツイート投稿します。
そしてその後でツイートの右上にある ”∨”←この印を押すと幾つかのコマンド文が出て来ますので、上から4番目の「プロフィールに固定表示する」を選択し、実行します。
これにより貴方の宣伝用ツイートが完成します。
これは貴方がどれだけ他の人のツイートをリツイートしても、常に先頭に表示される看板の役割をします。
次は、お付き合いです。
どんな立派な看板が出来ても、誰も見に来てもらえないのでは無用の長物ですので、同じ作家さんとのお付き合いは大切です。
自分の宣伝をして欲しいのであれば、他の作家さんと仲良くしなければなりません。
ですから仲良く出来そうな作家さんを見つけて、先ず読む事から始めましょう。
(書籍化作家さんは、お忙しいので止めておきましょう)
それから感想を書いて名前を知ってもらったりします。
これは、特に自分の名前を売ると言う事でなく、その人の作品を読むことで勉強にもなりますし、その人が自分の作品を好いと思ってくれる人かどうかも知ることは大切です。
そしてその作家さんもTwitterで作品を宣伝している事は多いですから、お友達申請を(フォロー)して、その人の宣伝用のページをリツイートします。
それを何名か繰り返すことにより、おそらくサークルが生まれます。
そのサークルの方々に読んでもらえるかどうかは分かりませんが、たいていの方は貴方の作品もリツイートしてくれるはずですから、露出度はアップします。
作家さんは貴方と同じように執筆活動をしているのであまり読む時間はないかも知れませんが、発信力はありますのでPVとかが増える可能性はあります。
◆次に「なろう」の方です。
私は殆ど「活動報告」を書いたことがありませんが、それを書くのも手だと思います。
また、作品の公開文字数も影響すると思います。
初投稿でいきなり5000字を越える文章を読めと言われても、面白いかどうかも分からない得体の知れない作品では困ります。
それにプロの作品ではありませんので、1話の中には面白い部分も有れば、そうでない部分もありますから、文字数が多いと折角読んでくれた人が面白い所まで辿り着く前に飽きてしまう可能性もあります。
実は私の初投稿も、そんな感じでした。
人の作品を読むことで、適正な文字数も見えてくるはずで、1話1000~3000字が多いと思います。
あと書き溜めが出来ているのであれば、一日に読みやすい字数のお話しを4~5回投稿するのも良いと思います。
そうすれば「なろう」の更新情報に貴方の作品名が掲載され人の目に付きやすくなります。
ただし予約投稿は込み合う時間帯で表示される時間が短めになるので各時間の10分後とかにした方が良いと思います。
あとは既に長い連載をされていて、途中からでは作品の世界観や登場人物が分かりにくいと思われるのであれば、ストーリーよりも楽しさを追求したような番外編も良いかと思います。
名前も売れていなければ、後押ししてくれる人もいない私たちは、好い作品を書くだけではなく、自己プロデュースも必要です。
また最初は駄目でも、これからもっともっと伸びる可能性は高いので、なんとか読者数を増やし、他の作家さんとも良好な関係を保てるようになり成長して行って欲しいです。
最後に、こんな私ですが、アドバイス――というかお願いです。
書き続けて下さい。
そして、一旦投稿した作品は必ず完結させてください。
(余談ですが「なろう」には完結ブーストなるものがあり、通常のPV数の10倍以上の人が読みに来てくれる現象があります)
役に立ったかどうか分かりませんが、頑張って良い作品を書いて下さい。
これは、読者としての私からのお願いです。
そして一緒に書籍化を目指しましょう!
ファイト!!