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幼女エルフと始める異世界生活  作者: 朝倉翔
第2章
34/199

旭とヒロインのホテルでの出来事

今回は若干性的描写が強いです。

苦手な人はブラウザバックを推奨します。

……これくらいならセーフ……だよね?


時空魔法→時空間魔法に変更

「パパー、お風呂湧いたみたいだよー」


「お兄ちゃん、今日は寒いし早く入ろう?」


ウダルの冒険者ギルドでSSランクの冒険者証を受け取った俺達は、食事を終えてホテルにやってきた。

ギルドマスターが俺達のために用意してくれた食事は、頬が落ちるのではないかと言うくらいに美味だった。

聞けば野菜は無農薬、家畜も栄養満点の餌を与えているのだとか。

レーナとリーアが目を輝かせて、動けなくなるまで食べたのは……言うまでもないと思う。


ちなみに泊まる宿についてはルミアに調べてもらった。

ウダルの街の情報にも詳しいらしく、1分も経たないうちに防音完備のホテルを見つけた手腕はさすがといえよう。


ただ1つ問題があるとしたら……。


「旭さん、私達の準備はできました。お湯が緩くなってしまうので早く入りましょう」


……何故かルミアも一緒に入ることになっていることだろう。

レーナ達が止めてくれるのかと思ったが、そんな素振りは全く見せていない。

むしろ早くしてと言わんばかりに俺の服を引っ張っている。

……まさかあれか?

ルミアもハーレム要因に加えろと?そういうことなのか?


俺がそんな事を考えていると、リーアが話しかけてきた。


「お兄ちゃん。ルミアさんは本気でお兄ちゃんのことを好きなんだよ?女に恥を書かせるのは良くないと思う」


「いや、もしそうだとしても2人はいいのか?あんなにルミアを警戒していたのに……」


俺が苦し紛れに反論すると、レーナとリーアは互いの顔を見合わせて苦笑した。


「警戒していたのは事実だけど……。ルミアお姉さんがハーレムに加わるのは時間の問題だろうなぁとは思っていたよ?」


「そうだよねぇ……。最初はお兄ちゃんを尊敬している感じかなって思ったけど、あからさまに恋する女の眼をしていたもん。……まったく……「私からはアピールしない」って言っていたのはどこの誰だったのやら……」


2人の言葉を聞いて、ルミアが顔を真っ赤にする。


「あの時は確かに自分からアピールしないで旭さんが好きになってくれたらなぁ……と考えていましたが……。旭さんの愛情は常に2人に注がれていましたので、ここはできる女ということをアピールせねば……と思い……まして……」


ルミアの言葉はだんだんと小さくなっていく。

恥ずかしさのあまり、尻尾がピーンと伸びて膨らんでいる。

……モフりたい。


「ルミアお姉さんの印象が大きく変わったのは冬◯ミの時かなぁ。あの時のルミアお姉さん可愛かったし」


「あ、レーナもそうだったんだ。あの時のルミアさん可愛かったよね。お兄ちゃんに抱きついたのは嫉妬しかけたけど、周りの音をシャットダウンしようとお兄ちゃんに力一杯抱きつくルミアさんは……クルものがあったなぁ。しかもお兄ちゃんに内緒で同人誌を買っているのもポイント高かったよね」


「2人とも……やめてください……恥ずかしくて……死にそうです……」


とうとうルミアはその場でうずくまってしまった。

プルプル震えているルミアを見て、レーナとリーアは耳元で何か囁いている。

……嫌な予感しかしない。

多分俺を襲えば〜とか既成事実を作っちゃえば〜とか言っているんだろう?

おいちゃん知ってる。

なので……俺は先に風呂場に行く!


「うん、3人とも仲よさそうだし、俺は先に風呂に入ってるよ。俺が上がったら3人で入ってくれ」


俺はそう言ってダッシュでお風呂場に向かう。

お風呂場の鍵をかけてしまえばこっちのものだ!

レーナとリーアの2人と入るのは慣れたが、ルミアはやばい。

何がやばいってあの豊満な胸がやばい。

だから……全速力で風呂場に行ってみせる……あれ?


「……旭さん、どこに行こうとしているのですか?()()()()()4()()()()()()()()()()()()


お風呂場に全速力で向かったはずなのに、目の前の扉にはタオル一枚のみとなったルミアが佇んでいる。

……え?

俺の敏捷値って5000あったはずだよね?

なんでその俺よりも速く動いているんだ?後、服はいつ脱いだ。


「ルミアお姉さん!いくらパパが逃げ出したからっていきなり消えないでよぉ!」


「……ぜんっぜん見えなかった……。いつの間にか服まで脱いで戦闘態勢だし……」


ルミアからだいぶ遅れてレーナとリーアが追いついてきた。


「お二人とも、すみません。旭さんが全速力で逃げ出したので、時空間魔法を使用させていただきました」


時空間魔法ってなに!?

あれか!?時を止める……っ!とかそう言う感じの魔法なのか!?

ダスクのギルドマスター補佐が予想以上にチートの持ち主だった件について。


ただ……レーナさん?

なんで私は拘束されているんですかね……?

しかもこの拘束……全然取れないんですけど!?

これ禁忌魔法以上の力があるよね!?


「レーナ……この拘束は一体……」


俺の声が震えた声の疑問にレーナは無邪気に笑って恐ろしいことをいいだした。


「あぁ、それ?()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。名称は……そうだなぁ……。【狂愛ノ束縛(絶対に逃さない) 】とでも名付けようか。パパに対してのみ神霊魔法級の威力を発揮してくれるよ」


……魔法創造とかできるんかい。

いや、できるようになった……が正しいか?


「レーナのその魔法いいなぁ。ねぇ、あとで私にも教えてよ。闇魔法でも同じことできる?」


「もちろん!魔法の属性は関係ないから問題ないと思う。【狂愛】と魔法を組み合わせて……」


そんな俺をよそにレーナとリーアは服を脱ぎながら、【狂愛ノ束縛】の使い方について話し合っている。

リーアもこの魔法を使い始めたら、俺は逃げることすら叶わないのか。

……何その最高な環境。2人のヤンデレ具合は今日も絶好調で嬉しくなる。


しかし、ルミアが目の前にいる状態で拘束されるのは非常にまずい。

目の前にはタオルすら脱いで生まれたまま姿になったルミア。

後ろにはすでに全裸になっているロリが2人。

俺の息子が元気になるのも仕方ないと思う。


すでに戦闘態勢に入っている俺の息子をルミアは熱のこもった視線で見つめている。

やめて!そんなに熱い目で見ないで!恥ずかしくなってくるから!

ーーーーって!なんでルミアが俺の服を脱がし始めているの!


「ふ……ふふふ……。ついに夢にまでみた旭さんとの混浴……!あぁ、私は今日女になるのですね……!」


「ルミアお姉さんってまだ経験なかったんだ。ちょっと意外かも」


「レーナ、ルミアさんは別名【男嫌いの氷の女王】だよ?経験なくても仕方ないんじゃないかな」


「レーナさん、リーアさん。旭さんに比べたら他の男なんて穢らわしいでしょう?私は旭さんだからこそ初めてを捧げるのです。お二人ならこの気持ちわかってくれるかと思いますが……」


「「すっごくよくわかる!!!」」


俺の意見を無視して、どんどん服を脱がせていくルミア。

レーナとリーアはその様子を楽しそうに眺めている。

……あぁ、もうわかりましたよ。

俺も覚悟を決めますよ……!

2人でも3人でもかかって来いやぁ!!


そうして俺は発情した3人の美少女との混浴を決意するのだった。

……この展開にも慣れてきた自分になんとも言えない気分になる……。




ルミア達との混浴騒動の翌朝。

俺達は依頼を確認しに、冒険者ギルドに向かっていた。


お風呂場でのやり取りを知りたいって?

……恥ずかしくて、書けるわけがないだろう。

レーナとリーアのダブルロリサキュバスにスタイル抜群の猫耳サキュバスが追加されたと書けば、何があったかはわかってもらえると思う。

現にレーナとリーア、ルミアの3人の肌は艶々しているからな。

俺……?俺は……回復魔法があるから疲れなんてないですよ。

回復魔法最強説をここに唱えたい。


「お兄ちゃん、今日は冒険者ギルドでなにをするの?」


そんなことを考えていたら、俺の腕に抱きついていたリーアが首を傾げて質問してきた。


「そうだなぁ。押し倒されたとはいえ、ルミアが仲間になったからいい依頼がないかを見にいくのと……ルミアのジョブ変更の手続きかな」


「面倒をかけてすみません……旭さん。でも、私も旭さん達とずっと一緒にいたいのです。ダスクの冒険者ギルドに 戻ったら……また仕事をたくさんやらなければならなくなりますから」


ルミアが申し訳なさそうに俺に謝罪してくる。

そう、昨日の混浴事件が終わった際に、涙声で俺の仲間になりたいと告白してきたんだ。

俺自身はもちろん、レーナとリーアからも反対されなかったので、ルミアは正式に俺達の仲間になったのである。


「ルミアお姉さん、気にしなくても大丈夫だよ。パパがなんとかしてくれるから」


「俺に何ができるかはわからないが……まぁ、レーナの言う通りだな。仲間になった以上はルミアを違う場所で働かせたりはしないさ」


「旭さん……!レーナさん……!」


俺とレーナの言葉を聞いたルミアは両手で顔を覆って泣き始めてしまった。

幼い子供のように泣きじゃくるルミアの頭を撫でながら、冒険者ギルドに入っていく。


「おぉ、旭君か!……って、ルミア君はどうして泣いているんだ?そんなことよりも、大変だ!至急報告したいことがある!今すぐギルドマスター室にきて欲しい!」


入った途端、ギルドマスターが慌てて俺に話しかけてきた。

ギルドマスターの様子を見た他の冒険者達は何事だ?とざわめき始める。

ダスクの冒険者と違って、俺に好戦的なのがいないのが好印象だな。

……まぁ、ギルドマスターからの御触れがあったのも関係しているかもしれないが。


「……お兄ちゃん。本当に毎回変な事に巻き込まれるね。お祓いしたほうがいいんじゃないかなぁ……?」


「パパって本当にトラブルを呼び込むよね……。地球でもそうだったの?」


「いや……そんなことはなかったはずなんだけどなぁ……。今度は何があったのやら……」


呆れ顔のレーナとリーアの言葉に答えながら、俺はギルドマスター室に向かう。

さてさて、今度は何があったんだ?

たまにはのんびりとした日常をください。

改めてルミアが仲間になりました。

まぁ、出てきた当初から仲間になるんじゃないの?と個別に言われてたりしたのですが……。

しかし、まだ冒険者ギルド側なので、どう退職届けをだしていくのか……。


木曜日は朝9時まで夜勤のバイト、14時からパートというハードワークなので、執筆できるかわかりませんが、頑張りたいと思います。


ヤンデレに束縛されたい……。

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