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Mrs.ジャンヌの闇クラブ  作者: 日常
1/7

夜の美女

町は異様な静けさを帯びていた。

赤く錆びた檻の中に入っているハイデルトは自分の足を抱えたまま、上目で、外から自分を覗き見る人間達を睨んだ。

ここは奴隷商の町ルイス。

人拐い達によって捕らえられた多くの奴隷達が毎日のように買われていく場所。

(卑しい貴族共が。今日も豚のように群がって気持ちが悪い)

心の中でハイデルトは何度も毒づいた。

彼が奴隷になってからもう5年。その容姿の美しさ故に多くの貴族の中でたらい回しにされ、何人もの奴隷商に売り倒されてきた。

だが、今、その姿と言ったらあられもなく、絹のようであった金の髪はぼさぼさにほつれ、真っ白な雪のような肌は泥や汚れにまみれている。空の色を溶かしたようなその瞳はいつも野心に燃え、長い手足は貧相に痩せ細っていた。

ハイデルトが貴族達を睨んでいた時、一人の女が声をあげた。

「まあ、なんて薄汚れた犬かしら。でも、意外に綺麗な顔をしてるわね。・・・・うん、悪くないわ!ねぇ、御父様!この犬が欲しいわ!」

「止めなさい、こんな汚いのは。ほら、さっきの店に行こう。あっちの方がきれいだし、躾も楽そうだ。」

(ふざけやがって。)

膝に埋めた顔を上げながら彼は思う。

伸びきった髪がぼろ切れ布を纏った肩から滑り落ちる。

(でも、あの女なら喉を切ればすぐにころせたかも知れないな。失敗した、もう少し、人懐っこくしとけば良かった。)

今度はもっとうまくやろう、そう思いながら彼は再び抱えた膝に顔を埋めた。

彼の前には次々と人がよってくる。がやがや、がやがや、頭がおかしくなりそうだ。そんな中で彼がいつも耳にする噂がある。 「Mrs.ジャンヌのクラブ ジャンヌ」

ルイスから街五つ分離れた、ウィリアムと言う街に夜を彩る華の街道がある。疲れた大人達を癒すその場所では数え切れない数の店が連なり、多くの男女がその身を売り会う。そんな中で、今、街から少し離れた場所でどこよりも大人達の人気を買う店、「クラブ ジャンヌ」。

ある日いきなりできたその店にはその微笑みに鳥が落ち、美しい花達も恥じらって頭を下げる程の美女達が揃っていると言う。

(女は嫌いだ・・・・。)

会いたくもない、とハイデルトは目を閉じた。

だが、今日の彼はどこまでも運が悪い。日頃良いことなどあるかと聞かれればそうではないが、しかし、今日はその中でも運が悪かった。

不意に彼の前にできていた人混みが割れた。

すると奴隷商はいきなり声を張り上げて、陽気に笑いだし、目の前に現れた客に媚びを売り始めた。

「これはMrs.ジャンヌ、お久し振りです。」

商人は嫌らしくにぎにぎしながら、汚れた歯を剥き出しにする。

(Mrs.ジャンヌだって・・・・?)

商人から出たその言葉に檻の中のハイデルトはぴくりと反応した。

(こんな所来るわけが、)

そう思い、彼は顔を上げずに目だけで前を見た。伸びきった自分の髪の間に、隠れるようにして、そっと目を向ける。

すると、そこには、三人の人間が立っていた。

少し小さめの人間を境にするように、女が二人立っている。それは、荒んだハイデルトの目で見ても、確かに美しいと言えるほどの若々しい女だ。

(あれがMrs.ジャンヌ。噂通りの魔女みたいな女だな。)

ふんと鼻で笑った彼は、目の前で自分を覗き見ている中央の男に目をやった。

まだ年端もいかぬ少年らしき顔立ちは、どこか大人の色気を帯びている。肩までの見事な黒い髪に、吸い込まれそうな瞳。

今時の貴婦人が好きそうな美少年だ。

そうハイデルトは思った。

「そいで、Mrs.ジャンヌ。今日は以下用にございやすか?」

「おう、店の下働きに新しいのが一匹欲しいんだ。丁度、売れ残りがあるな。」

(は?)

答えたのは両端の女ではなかく、中央に立っていた少年だった。

「Mrs.ジャンヌ、売れ残りなんて言わないでくだせーや。これでも一応、名のある貴族の愛玩用で、夜の相手役もしてたらしいですや。」

「でも、中古だろ?」

「それはそうですが、」

少年が流暢に値切りをかけていると、右隣にいた、着物姿の女がクスクスと笑いながら言った。

「店長はん、そないなことゆーたらあかんやろ。ほら、お犬はんが睨んどる。」

笑う女に、もう一人の、ドレスを着た女が言う。

「口を慎みなさい、キョウ。」

「やけど、セシルはん。この睨み顔が面白ーてなぁ。」

「黙りなさい、品定めするのはジャンヌよ。いくら久々の買い物でも調子に乗りすぎる物じゃないわ。」

「せやな。お客はんに嫌われたらあかんからな。」

話している女たちの周りには人々が群がり始めている。

商人との交渉が終わったらしい少年は、懐から金を取り出すと、支払いを済ませていた。

(今回はやけに妙なのに買い取られたな。まぁ、いい。好都合だ。女二人に餓鬼一人ならすぐに殺れる。)

商人の手からハイデルトの枷の鍵が少年に、渡される。

そして、何ヵ月間も開かれることのかなった錆びれた檻の扉が開かれると、彼は長く伸びすぎた髪を引きずって外に出た。

日の光をまともに浴びたのは何年ぶりだろう。

そう思いながら深呼吸した彼は、薄く目を閉じた後に横目で自分の飼い主を見た。

(本当にこの餓鬼が、Mrs.ジャンヌ。)

にわかには信じられない話だ。

「そんじゃ、今日から宜しく。」

「・・・・。」

「よし、用事も済んだし帰るか。セシル、キョウ、バギー回せ。」

ジャンヌがそう言うと両端にいた女達は腰を屈めて彼に耳打ちをし始めた。

「ジャンヌ、こいつ、そのまま連れて帰る気じゃないわよね?」

「なんだよ?起きてるままじゃ不安か?」

「えぇ、不安ですとも。もし、バギーの中で暴れられたりでもしたら、冗談じゃないわよ。」

「うちもセシルはんに賛成やわあ。せやないとうちら、このお犬はんにころされてしまいやす。」

「あー、分かったよ。おいわんこ!バギーまで歩け!」

ハイデルトには何を話しているのか聞こえなかった。だからこそ、彼は油断したのだ。

商人のいた場所から少し離れた人混みのない場所に移動した時だ。

人が居なくなり、彼が三人を鎖で締めころそうとした瞬間、ドレスの女がハイデルトの腹を蹴りあげた。

「かはっ、」

唾を吐き出したハイデルトの意識はそのまま白い霧に覆われた。



目を覚ましたとき、そこがどこなのか、彼には分からなかった。ただ、耳元では聞きなれない男の声が響いている。

「ったく、何でこいつなんだよ、ジャンヌ。

これじゃドレスが汚れる。」

「もう店の前だろ?帰ったらルークに洗ってもらえよ。それに、眠らせないと不安つったのはお前らだろ?なぁ、キョウ。」

「せやねん。少しくらい我慢しーや。」

「じゃあ、お前が持て。」

「断る。」

意識がはっきりしたハイデルトはその声の主に驚き、飛び起きた。

それもそうだ。やけにきれいな音をしたその声を発していたのは、さっきジャンヌを境に立っていた、二人の女だったのだから。

彼の口は思わず動いていた。

「お、男・・・・?」

「あぁ、起きたのか。丁度いい、ついたぞ。今日からここがお前が働く店だ。」

そう言うと、セシルと呼ばれていた人間は彼を下ろし、キョウと呼ばれていた人間が前を指差した。

「クラブ・・・・、ジャンヌ。」

意味がわからず唖然とした。

「ふ、ふざけるな!!何で俺がお前らなんかのために、働かなくちゃいけない!?」

叫んだその台詞に答えたのはジャンヌだった。

肩まである黒髪を撹上ながら、彼は飄々とした顔で言う。

「オレ達が高い金出してお前を買ったからだよ。元奴隷なら、そんな当たり前のこと聞くなよな。」

「黙れ!!黙れ!!お前らの指図なんか誰が、」

言いかけた時だ。ハイデルトの腹が見事なまでの音をならして鳴った。

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるー。

こんなことになるとは思ってなかった彼が顔を真っ赤にして腹を押さえると、その場にいた二人がしばらく沈黙した後に笑いだした。

「お前が今まで逃げ出せなかった理由、わかった気がするよ!」

「なんちゅー、素直な腹やねん!!あはははは!」

「情けない。」

「う、うるさい!!」

小さくもきれいに立つ店の前で彼らは大笑いした。

ここはとうに人のいなくなった街 ヘッセ。

ルイスの隣にある、「クラブ ジャンヌ」だけの街だ。

なので、これだけ騒いでも、怒る人間も、一緒になって騒ぐ誰かもいない。

するとその時だ。不意に店のドアが開いたかと思うと、中から一人の女が出てきた。

「あら、店長。お帰りなさあい。」

「おう!ただいまペティー。・・・・ちなみにこいつも男だから。」

「え!?」

「うふふ、宜しくね。」

エプロンドレス姿のペティーと呼ばれた男は可愛らしく挨拶をした。動揺を隠せないハイデルトの顔は明らかに引きつっている。

「お前ら中入れ。こいつの世話役とか、決めなくちゃいけねぇことがかなりある。あぁ、先に行っとくけど、内のミセス達はフォーク以外皆男だからな。」

「はあ!?」

ミセスとは、クラブジャンヌで働く美女たちのことを夜の世界ではそう呼ぶのだ。

口が空いたまま閉まらないハイデルトを後ろにいたセシルが店の中へと突き飛ばした。

「わっ、」

よろけた彼がそのまま倒れ込みそうになると、それをペティーがそっと抱き止めた。

辺りにふんわりとした香りが舞う。

「だいじょうぶですか?」

「あ、ありがとう。」

「いえいえ。」

ハイデルトは心の中で思った。これは詐欺だと。今まで見事に騙されていたその理由が分かった気がした。

「さぁ、行きましょう?今から昼御飯だから、貴方の分もフォークが用意してくれてるよ。」

「えっ、あの、」

頭の中が真っ白だった。

こうなった理由はさっき転んだせいなのか、それともペティーのせいなのか、彼には全く理解出来なかったが、少なくともハイデルトは今、自分の置かれている状況に頭が付いてこられていないことだけは理解が出来た。

店の中へ入るとそこには、女装姿の男達が 25人程座っていた。一人一人の顔を見ていっても、男だと言われた所で誰が信じるだろう。

あまりの光景にハイデルトは目眩がした。

すると、先頭をきって歩いていたいたジャンヌが店のソファーに座っていた一人の男に声をかけた。

「セイジ、こいつの髪、切ってやってくれ。」

「嫌だ。」

そう答えを返したのは臼桃色に、黒のフリルがついたドレス姿の若い男だった。彼は膨れっ面でこちらを振り向く。

「今日はまた一段と派手だな。」

「違う!!誰が好きでこんなドレス着るか!!これはカズが無理矢理!!」

「いいんじゃねーの?可愛いぜ。なあ、カズ。」

「だろ?流石俺様って感じだ。」

「ふざけんな!!」

「とにかく、こいつの髪切ってくれ。風呂にも淹れねぇと汚くて敵わん。別にお前を世話役にしようって訳じゃねぇからさ。」

ジャンヌがハイデルトを親指で示し、そう言うと、セイジと呼ばれた男は舌打ちをしてからハイデルトを手招きした。

始め、ハイデルトは彼についていくことを躊躇したが、またセシルによって突き飛ばされ、再びよろけながら着いていくこととなったのだ。

クラブジャンヌの中はとても大人びている。黒の多い内装に、キラキラと光るシャンデリア。どこの店よりも落ち着きがあって、水商売にも関わらず、汚れがない。廊下を歩いていたハイデルトはふとそんなことを思っていた。

「お前・・・・、」

いきなり声をかけられ、警戒するハイデルトに目だけで後ろを見たセイジが足を止めずにいった。

「汚いな。さっきからお前が歩く度に廊下が汚れる。」

「・・・・。」

確かにそうだった。ハイデルトの歩いた後には彼の足跡や引きずった髪の汚れが転々としている。だが、前に立っている彼が何故その事に気が付いたのか、ハイデルトは疑問に思った。

すると、不意にセイジが立ち止まり、廊下の脇にあった一室の扉を開けた。彼が何の合図もなく、中へ入るので、後ろについていたハイデルトも少し身を引きながらも、中へ踏み込んだ。

中には大量の家具や本が散乱している。

入り口付近で呆然としているハイデルトにどこからか引っ張り出してきた椅子を持ったセイジがここに座れと言わんばかりに椅子を叩いた。

(今なら、こいつを、)

「俺をころそうなんて考えんなよ。ほら、時間の無駄だからとっととしろ。」

「!!」

「殺気だちすぎなんだよ。アホ。それと、喋れるなら喋れ。今後、お前がミセスになる以上は声を出さねぇことには稼げない。」

「・・・・俺にも女の服を着ろと?」

「そうだ。ここでは生きていくために最大限の努力をする、それがルールだ。」

「はは、惨めだな。自らの性を隠し、あんな餓鬼に良いように使われながら生きるなんて、お前らはあの貴族ども以下だ。」

「新人は敬語を使え。それからジャンヌのことはさん付け、もしくは店長。」

「黙れ!俺はお前達に利用されるつもりは、」

叫んでいた時、ハイデルトはいつの間にか近寄って来ていたセイジに髪を掴まれ、勢い良く引きずり倒された。

(今、何を、)

「とにかく、あのチビに目つけられたのが運の尽きだな。早く座れ。この後、風呂に、飯に、仕事、休んでる暇ねぇんだよ。お前は俺に勝てない、このまま首へし折られるか、いうこと聞くか選べ。」

床に押し倒されたハイデルトの首に、セイジの冷たい手がかかる。伏したハイデルトは馬乗りになったセイジを退けようと足掻くが、痩せた彼の体では出来るはずもない。痩せこけた彼の首は頼りもなく、今にも折れてしまいそうだ。暴れれば、暴れるほどに力の入っていくセイジの手に、こいつは本当にやる、そう感じたハイデルトは足掻くことを止めた。

「そうそう。最初からそうすりゃいいんだよ。」

言われた通り、椅子に腰かけたハイデルトをセイジは呆れた目で見ながら、彼の髪に鋏を通していった。

ただ、言いなりに成っているのが気に食わなかったハイデルトは皮肉にも、彼に噛みついてみることにした。

「髪が長いやつなんてお前達の中にもいただろ・・・・。」

「敬語。」

「・・・・、いたでしょ。」

「お前ほど鬱陶しい長さの奴はいねー。もう長すぎて邪魔だからばっさり切るぞ。」

「おい!!ふざけた切り方するなよ!!」

「馬鹿!暴れんな!!」

振り返ったハイデルトをセイジが元の方向へ向き返らせると大きな音を立てて揺れた椅子はすぐに静かになった。

自分の耳元で、髪の切れていく音がする。

こんな経験はハイデルトにとって、奴隷になる前の記憶でしかなかった。

(昔、村にいた頃はこうやってあの人が髪を切ってくれていただろうか、)

そう思うと彼は段々と落ち着いていった。

大量に伸びきった髪の中で、彼はそっと目を閉じる。セイジが切っていく髪が床に落ちる度、彼は今までの自分が死んでいくようで嬉しかった。

「・・・・なあ、」

「敬語。」

「ここにいるのは皆、奴隷、なん、ですか。」

「奴隷もいるし、色々。ジャンヌが拾ってきた奴らが集まってる。」

「毎日、まともな食い物は、貰え、ま、すか。」

「まとも所か飯は美味いぜ。フォークは嫌いだが、料理の腕は確かだ。」

「体は、洗え、ます、か。」

「内にはでかい風呂があるからな、時間事の交代制。勿論、お湯が使えるし、クラブで働けば、それ相応の給料が出る。休日もあるし、共同だが部屋だってあるぜ。」

「普通の暮らし・・・・。」

「普通かどうかは分かんねえけど、今までよりは絶対増しだ。あいつは店で働いてるやつを誰よりも大事にしてるからな。まあ、要するに、もう飢える心配と汚れる心配はしなくていい。」

「殴られ、ますか。」

「いや。」

「夜に、」

「それ以上言うな。もうあいつに拾われた時点でお前は奴隷じゃないんだ。後のことは飯の後にジャンヌに聞けよ。」

辿々しい敬語で話すハイデルトの問いに、セイジはしっかりと答えた。そしてその時、ハイデルトはふと思い出したのだ。あの時のジャンヌの言葉を。

(元奴隷なら、そのくらい分かれ・・・・。)

あの時からもう彼は、ハイデルトを奴隷として見ていなかった。その事に心よりの喜びを感じた彼の頬に涙が伝った。

「よし、こんな物で良いだろ。出来たぞ。」

そう言うとセイジはガラクタの中にあった鏡をハイデルトに渡した。辺りには彼の汚れた髪が散らばっている。

「ありがとう、ご、ざいます。」

「ん。もう少しましな敬語使えるようになれ。」

鏡の中に写る自分を見て、ハイデルトは満足そうに笑う。彼の髪は、セイジのそれに良く似たショートカットになっていた。だが、その切り方はセイジのそれとは違い、どこか女らしい。

(今日から俺も、女として働くのか・・・・。)

そう考えると気が滅入りそうになったが、それでも、セイジの言ったことが本当であって欲しいと彼は思った。

「お前・・・・、泣いてる?」

「な!!泣いてない!!」

「風呂行け。」





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