表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/85

あらすじ・登場人物

ネタバレ注意!

□ あらすじ

【第一章】

《ゼノスフィード・オンライン》はデスゲームと化した。

オウリはセティ――NPCの妹と一緒にいるため、プレイヤーに反旗を翻す。しかし、デスゲームはクリアされてしまう。

オウリが目を覚ますとそこは異世界化した500年後の《ゼノスフィード》であった。

盗賊に囚われていた元魔王のシュシュから、ヒューマンが亜人を虐げていることを聞く。ヒューマンの国、王国は《ログアウト》できなかったプレイヤーが建国したもの。プレイヤーはNPCに比べて、全ての面で優遇されていた。その血を引く子孫もまた強者であった。選民思想がはびこり、亜人の迫害に至った。


中でも蛇蝎の如く忌み嫌われているエルフがいた。

災厄の魔女――リオンセティ。

オウリの妹である。

彼女の身に危険が迫っていた。討伐隊が組まれたのである。

討伐隊には冒険者と神罰騎士団の二種類があった。

オウリは冒険者の討伐隊に潜り込み、セティとの再会を果たす。

討伐隊のリーダーだった姫騎士アリシアを仲間に加え、オウリは神罰騎士団を撃退する。


【第二章】

神罰騎士団に囚われていたエルフの子供達。彼らを親元に帰すため、オウリ達一向はエルフの国、神国を目指す。

だが、神国に災厄を齎すとして、オウリはエルフに囚われてしまう。

牢屋にいたドワーフの商人から、神国が王国に聖戦を仕掛けようとしていることを知る。

聖戦である。

その言葉にオウリは見覚えがあった。ジャーナルに記載されていた。


【クエスト】Chapter29《因果応報の聖戦》

【詳細】輪廻は巡り、因果も巡る。因果応報の聖戦が幕が開く。


このままエルフを放置していたら、全世界を巻き込む大戦と化す可能性があった。

オウリは神国に宣戦布告。

エルフを完膚なきまでに叩き潰す。すると、そこへ現れたのはエルフの守り神たる森神。森神はオウリを倒す。歓喜に奮えるエルフ達――

だが、それはオウリと森神――ノームとの茶番であった。

エルフが決起しようと考えていたのは、森神への信仰を失っていたからである。かれこれ数百年間、森神は姿を現していなかった。

敢えてオウリは分かりやすい悪人を演じ、森神に倒されることで信仰を取り戻させたのだ。

オウリはノームと契約すべく、土の試練に挑む。

が、なぜか出てきたのは父親、久我巌であった。

オウリは時間の神たる父親を倒す。そして、レベルキャップが解放された。


□ 登場人物

《主人公パーティー》

【オウリ】主人公。捻くれた少年。あるいは青年。クラスは魔法使い。二つ名は黒衣の死神。前輪廻の神より手ほどきを受け、様々なクラスのスキルが使える。

【リオンセティ】オウリの妹。愛称はセティ。エルフ。クラスは拳闘士。二つ名は災厄の魔女、蒼穹の魔女。長らくぼっちだったため、思考が脳筋寄りになっている。

【シュシュ】かつてはシュラム・スクラントの名で魔王だった。クラスは冥闇姫。魔法使いと神官を混ぜたようなクラス。前世はヒューマンの姫であったが、今生ではエルフになっている。

【アリシア】姫騎士の二つ名を持つSランク冒険者。クラスは剣士。セティの弟子。刃物が大好きな残念美人。初出ではぺったんこだったが、書籍化に際して胸が大きくなる。


《七大神》

【スニヤ】元輪廻の神。デスゲームにした張本人。

【アイラ】現輪廻の神。元々はプレイヤーだったが、試練を経て神の座に就く。


《王国》

【ユマ】プレイヤー。黒衣の死神を倒したと言われていたことから、救世の英雄と呼ばれる。第一章のボス。現輪廻の神アイラと何らかの関係がある模様。その辺りの事情は1巻のWEBアンケート特典を読むと分かる。

【オーファン】プレイヤー。第三神罰騎士団の団長。オウリに敗れ、亜人の保護を命じられる。

【アーニス】第三神罰騎士団の副団長。クズ。アリシアによって魔法が付与された武具の試し撃ちの的になる。

【ゴート】《大鷲の斧》のリーダー。やはりクズ。オウリの武具を独り占めにしようとして討伐隊に混乱をもたらす。オウリに粛清される。


《神国》

【グレイグ】神国の王。前世はシュシュの養育係。

【キース】杖の騎士団の団長。決闘にてアリシアに敗れる。

【ルート】剣の騎士団の団長。脳筋。脱獄時、聖戦時、オウリに二度敗れる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ