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ゼノスフィード・オンライン  作者: 光喜
第1章 災厄の魔女
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第2話 死神の目覚め

 思えば俺は昔から寝起きが悪かった。

 危険が迫れば目が覚めるので起きれないワケではないのだろう。要するに現実と向き合うのが億劫だったのだ。眠っていれば出来損ない、と嘲笑される事もない。

 まどろみは忌避すべき覚醒への一歩だった。

 しかし、今は好んで二度寝、三度寝に耽る。


 ――もう、兄さんたら。朝だよ。起きて。


 困っているようで。

 嬉しさを隠せない。

 その声を聞きたかったから。

 寝ぼけ眼で俺が手を伸ばせば、うんしょと引き起こしてくれる――ハズだった。


「――――――ッ!」


 手が見えた。空を掴んでいた。

 

「……………………セティ」

 

 ……チッ。思い出した。伸ばした手は……届かなかった。

 激しい怒りで頭が真っ白になる。感情に任せて拳を振るう。ふと、何かをぶん殴った感覚。何かが吹き飛んで行った。呆けながらそれに目をやる。

 金属音を響かせ、地面で揺れるのは――


「…………はあ?」


 ひん曲がった鉄格子だった。

 いや、それよりも。まじまじと手を見る。血は流れておらず痛みも無い。


「………………まさか」


 考え込んでいたのだろう。気が付けば人が現れていた。

 男が二人だ。


「……鉄格子が……チッ。ガタが来てたか」

「……なんで、目ぇ覚ましてやがる。だから、死ぬほど薬盛れっつったのに」


 男が持つ冒険者御用達のカンテラが、魔法の光で周囲を照らしていた。

 それで周囲の状況が明らかになった。

 いや、元々見えてはいたのだろう。光源が無くとも《夜目10》がある。実際、自分の身体は認識出来ていたワケだし。視野狭窄に陥り周りが目に入っていなかっただけで。

 洞窟だった。

 俺は洞窟の牢に閉じ込められてた、ってワケか。


「くっ、くくく! はははははは!」

「おい、なんだ。気が触れたか。止めてくれよ。売値が下がる」

「売値! いいねぇ! 売る気だったのか、俺を! お前らのおかげで確信が持てた」


 彫りの深い顔立ち。青と赤の髪。極めつけは格好。見るからに盗賊だ。

 

「ここは日本じゃない」


 俺からすれば万感の一言だったのだが、盗賊達に感銘は与えられなかったようだ。


「何をワケの分からん事を。おう、さっさと捕まえんぞ。ボスにどやされっぞ」

「剣取られんなよ。コイツ、剣士だぜ」

「へぇ、剣士か。いいね、ますます」


 俺のクラスは剣士じゃないんだけどな。装備だけ見れば剣士に見えるのか。

 ……装備と言えば愛刀が無い。八咫姫。漆黒の刀身の刀。濡鴉の外套も。捕まっていたワケだし。服があるだけマシか。粗末な貫頭衣だが。洗って無いのだろう。匂う。

 装備は取り返せばいい話か。

 

 《瞬動》で一気に距離を詰める。

 二人はアホ面で目の前に現れた俺を見ていた。予想だにしてなかったってカオだな。

 クラス外スキルが珍しいか。

 《瞬動》は拳闘士のクラススキルなのだ。

 同じく拳闘士のクラススキルの《雷脚》を発動。

 踏み締めた地面から四方に雷が走る。スタンの効果を持った雷である。

 感電し、引き攣ったアホ面をぶん殴る。


「スキルの発動も出来るか」


 助けを呼ぼうとする赤髪の口を掌底で閉じさせる。

 うるさいのは勘弁、というだけだったのだが……ああ、こりゃ、死んでるな。

 壁に叩きつけた青髪は……首が九十度に曲がっていた。


「悪ィな。殺す気は無かったんだが。ま、自業自得と諦めてくれ」


 俺を売ろうと薬まで盛ってくれていたようだし。

 《耐性》スキルが無ければ、起きたら奴隷だった――なんて未来が待っていたかも知れない。

 

 メニューと念じる。案の定、メニューを開けた。

 早速、ジャーナルに目を通し――


「……ん? んんぅ? Chapter29?」


 メインクエストが二十以上も進んでいる。飛び過ぎだ。だが、ジャーナルを信用するなら、むしろ進捗は遅いと言ってもいい。何しろデスゲームから五百年が経っていた。


「…………いやいや、五百年ってなんだよ。くそったれ! ぬか喜びさせやがって! ゼノスフィードに来れてもな、セティが死んでちゃ何の意味も……………………いや、待てよ。五百年、五百年ね。普通死ぬ。人間なら。でも、セティは……エルフだ!」


 設定では千年を生きるエルフもいた。

 寿命が尽きていないのなら、セティは生きているはずだ。


 ――死ぬな!


 彼女が俺の言いつけを守らなかった事はないのだから。

 根拠としては弱いかも知れない。だが、そんな事は百も承知である。先程までは絶望の中にいたのだ。僅かにでも希望があるだけで十分過ぎる。


「ははは。五百年も待たせて……怒ってるんだろうな。早く行ってやらないと……まずはここから脱出だな――インベントリ」


 無数のアイテムのアイコンが浮かび上がる。この画面を介さずとも取り出す事は可能だが念のため。アイテムが消えていたら面倒だと思ったのである。

 しかし、杞憂だったようだ。


 アイコンに触れて鳳凰の外套を実体化させる。

 滅茶苦茶けばけばしい。しかし、背に腹は代えられない。性能はいいんだよな、性能は……

 服は……何でもいいか。この臭いから解放されるなら何でも。


 霊銀の服を着て、外套を羽織り、いざ出陣……とはならなかった。

 ……なんだ、身体が重い。ステータス不足か?

 装備には要求ステータスがあり、足りないステータスに応じてペナルティを受ける。

 防具の場合、《腕力》、《頑強》は防御力の減退、《器用さ》は装備の重量増、《知力》、《精神》は魔法防御力の減退。《器用さ》のペナルティを受けるとこんな風になる。


 ステータスを見て見れば、やはりペナルティはかかっていて……というか、は? これ、俺のステータスなのか? レベル200が……85になってる。


「ま、いいか」


 分かない事は考えても仕方がない。

 レベルが下がったなら、また上げればいいだけだ。

 まさか、セティ用に用意してた装備を使う事になるとは。セティのパワーレベリングに使おうと、インベントリには幅広い装備が収まっていた。何が幸いするか分からないものだ。

 防具は黒狼の外套を選んだ。

 武器は悩んだが……救済の剣で。また、コレに頼るとはね。一時期は毎日これを振るっていた。とはいえ、愛剣というには少し違う。使っていた救済の剣はもうないから。

 

「さて、行くか」


 洞窟を進むと、いるわ、いるわ、盗賊が。二十人はいた。

 一仕事終えた後なのだろう。略奪品を肴に酒を飲んでいた。

 足元には死体が四つ転がっていた。一人は商人。後は……護衛の冒険者か。

 死体が転がっている場所で、酒盛り出来るとはね。いい神経をしている。

 有り難いけどな。

 殺すのに躊躇わずに済む。

 殺人に対する忌避感は既に無い。デスゲームに参加した者は、多かれ少なかれ壊れた。

 ふと、ログアウトしたプレイヤーに思いを馳せる。壊れた倫理観で平和な日本を生きて行くのは辛いだろう。それでも多くのプレイヤーはデスゲームのクリアを追い求めた。

 愚かだと言う気はないし、俺にはその権利は無い。

 ただ、漠然と不思議に思った。

 それ程、故郷が魅力的だったのだろうか。

 首を振って感傷を振り払う。

 文字通り、住む世界が違う人たちの話だ。

 

 取り合えず、人数を減らすか。

 《烈風脚》。風属性を付加した蹴りは、酒を飲んでいた男の胴体を断ち切った。仲間がやられ、呆然とする男の顔面に蹴り。スキルを発動させずに。しかし、頭は弾け飛んだ。

 

「これでもオーバーキルか」


 牢の様子を見に来た二人が弱いのかとも思ったが、この様子なら全員があのレベルなのだろう。何人か《鑑定10》でレベルを確認したが30代だった。

 剣を抜くまでもない。

 というか、殺さないようにする方が難しい。


「テメェ……よくも!」

「こんなマネしてタダで済むと思うな!」


 事態に気付いた盗賊が一斉に武器を手に取った。


「逃げたいなら逃げてもいいぜ。ただ、かかって来るんなら殺す。よく考えな」


 盗賊の反応は二つに分かれた。


「ぷっ。ははは! おい、聞いたかよ。大口叩くじゃねぇか」

「人数にビビってんだろ。素直にそういえよ、ええ、ボーヤ?」


 笑い飛ばす者と、


「ナメた口きいてんじゃねぇ!」

「楽に死ねると思うなよ、クソガキィ!」


 殺気を漲らす者に。


「そうか、お前らは俺の敵か。あァ、なんだ? 後悔しろとかさ。言いたいんだが。最近、相手にしてたのがカンストプレイヤーばっかだったモンでな」


 雄叫びをあげて斬りかかって来た盗賊の首を手刀で刎ねる。


「手加減できねぇんだわ」


 《瞬動》で移動すると方々から慌てた声が上がった。


「……なっ。消えた?」

「どこ行った!?」

「おい、後ろだ!」

「はいはい、正解おめでとう。そんな君にはプレゼントだ」


 俺を指さす男にナイフを投擲。脳天にナイフを食らい、男が後ろに倒れ込む。ナイフはテーブルにあったのを拝借した。


「おや? 感激のあまり倒れてしまったようですね」


 シン、と広間が静まり返る。直後、怒声が響き渡った。一斉に叫ぶものだから、なにを言っているか分からない。大方、ナメるな、とか、フザけやがって、とかか。頭の悪そうな連中だし、語彙も多くはないだろう。正解率は九割を超えてると思う。


「死ね!」

「お前がな」


 カウンターで掌底を繰り出せば、後続を巻き込んで吹き飛んで行く。

 一対一は不利と見たか。俺を包み込もうとする。一歩後ろに下がり、《散打掌》。威力は低いアーツだが、格下相手には十分だ。

 これで七人。いや、八人か。

 上体を反らすと、剣が通り過ぎて行く。左右から挟みこむ気だったらしい。狙いとしては悪くなかったが連携がなって無かった。かわした剣が反対の盗賊に刺さった。


「痛てぇじゃねぇか! この下手クソ!」

「これぐらい避けろ、ボケ!」


 罵り合う二人を《烈風脚》でまとめて倒す。

 これで十人。

 あっという間に盗賊は半数になった。

 ここまでやれば盗賊達も俺の実力に気付いたらしい。襲いかかって来ようとする盗賊はいなくなっていた。


「……ひっ、ひぃ。死神! 黒衣の死神だ!」

「……だ、だから言ったじゃねぇか。気ぃ失ってる間に殺しときゃよかったんだ」

「仕方がねぇだろ。ボスが奴隷にして売るっていうから」

「チクショウ! 弱いんじゃなかったのかよ!」

「……ボスから見りゃな。俺達は騙されたんだよ」

「……おい、誰か。ボス呼んで来い」

「……お愉しみを邪魔すると殺されるぞ」

「……ここにいても殺されるだけだ」


 ボスか。

 男達が助けを求めるように、視線を投げかけた先に道がある。そこにボスがいるのだろう。散々、悲鳴は聞こえているだろうに、出て来ないのは余程豪胆なのか。

 下っ端とはレベルが違うのかも知れないな。

 盗賊は誰がボスを呼んでくるかで揉めている。

 

「ああ、いい、いい。俺が呼んでくる」


 全員が助かった、と発言者を見た。が、直ぐに戸惑いの表情へ変わる。

 発言者は――俺だった。


「用事が出来た。終わりにする」


 告げる。

 

「一斉に出口に走れ! 誰か一人くらいは!」


 盗賊が殺到してくる。俺の背後が出口なのだ。敵対した以上、一人も見逃す気は無かった。俺は足早に盗賊達とすれ違う。

 背後に抜けた盗賊が快哉を上げ――


「うおおお! た、助かった――」


 その声が途絶えた。

 俺は振り返らずにボスの居場所へ向かう。バタバタと倒れる音を背に聞きながら。

 俺の手には血を滴らせる抜き身の剣。

 素手でも戦えなくもないが。

 やはり俺の本領は剣だ。

 刀ならなおいいのだが。

 連中は俺がいつ抜いたかも分からなかっただろう。

 

 道を進むと突き当りに大きな部屋があった。道中、下っ端のものと思われる部屋が幾つもあったが、ここが洞窟だという事を差し引けば普通の部屋に見えた。

 ボスの部屋は一際豪華な内装だった。

 洞窟をここまで改造出来るとは。

 案外、名の知れた盗賊団なのかも知れなかった。


 高そうなベッドに二人の姿があった。全裸の少女を筋肉質な男が組み伏せている。ボスはお愉しみと聞いた時から予期していた。だが、虫唾が走るのは抑えられなかった。

 幸いというか。

 まだ、事に及んでいなかったようだ。

 少女が連れ込まれてから、大分時間が経っているだろうに。では、何をしていたかと言えば、少女のものらしき衣服が、ボロボロになっているのが答えだろうか。


 腰まで伸びた黒髪は艶やかで、端正な顔は人形にように整っている。耳が尖っている。エルフだ。誰が見ても美しいと思う容姿だが、少女はまだ幼女と呼べる程に幼い。

 育っていない乳房に、男の手が乗っていた。

 ロリコンめ。

 少女の姿にセティが重なる。

 殺す。

 だが、その殺意がいけなかったか。


「チッ」


 防がれた。最低な方法で。

 

「亜人を庇うか。甘めぇよ、ガキ」


 ボスが獰猛に笑う。

 少女を盾にするように、細い首を掴みあげながら。少女は驚愕に目を見開いていた。盾にされた事に驚いたというより……俺を見て驚いているように見えた。

 《鑑定》するとボスのレベルは101。なるほど、盗賊団では図抜けて強い。


「チィと目ぇ離したスキに新しい装備になってるじゃねぇか。インベントリにゃまだまだあんだろ。くくく、生かしておいてよかったぜ。それも高く売れそうだな」


 ボスがチラ、と部屋の隅を見る。

 俺から奪った装備一式があった。

 

「おい、インベントリの中身全部出せ。このガキを殺されたくなけりゃな」

「断る」


 バカか。

 ロリコンにゃ、死あるのみだ。

 ボスの顔が苦痛に歪む。必死の形相で少女に腕を伸ばすが、盾にする事は叶わない。肘から先が無くなっていたからだ。

 

「……て……てめぇ、なに……しやが……」

「さあな」


 何も難しい事はして無い。ただ、斬っただけだ。デスゲームで磨かれた剣技で。

 ボスは俺を《鑑定》し、油断していたのだろう。ステータスだけ見れば確かに俺はボスよりも劣っている。だが、《鑑定》ではスキルまでは分からない。俺はフィジカルレベルこそ下がっていたが、スキルレベルまでは下がっていなかったのだ。

 俺はこのレベルにしてはスキルレベルが異常に高い。

 《トライエッジ》でボスの胸を三度突く。

 それでお仕舞いだった。


「余計な手出しだったか?」


 振り返らず、少女に声をかける。


「……いや、礼を言う」

「ふぅん。自力で何とか出来そうだったが」

「……くくく、対処は出来たやも知れん。だが、妾はそれでも汚される方を選ぶよ」


 インベントリから服を出し、少女に渡そうとして……目を疑った。

 …………誰だ? いや、先程見た少女だ。それは間違いない。だが、受ける印象が……まるで別人だ。少女からは強者の匂いがした。ボスなど相手にならないような。しかし、今はそこらへんにいる少女にしか見えない。

 よく見れば……瞳の色も……変わってる?

 赤から黒へ。

 赤い瞳?

 かなり前に見た事がある。

 確か、その瞳を持つのは――


「え?」


 刺さっていた。

 俺の脇腹に。

 剣が。

 少女は剣を握り、にぃ、と笑っていた。

 

「――――ッ!」


 咄嗟に剣を少女に振るう。が、寸でのところで止めた。

 少女の瞳に恐怖が無かったのだ。殺されないと確信しているかのように。

 

「……なんのつもりだ」

「久しいな、オウリよ。妾の顔を忘れたか」


 ……思っちゃいたが。大人びた物言いだな。

 ついカッとなったが、ダメージは大した事が無い。少女を殺すのは非常に容易い。容易いからこそ……俺には少女を殺せない。気に食わないから殺してはPKと一緒だ。


「……なんで……俺の名を」


 少女をまじまじと見詰めるが……見覚えがない。というか、例え知り合いだったとしてもだ。なぜ、挨拶だと言わんばかりに刺されにゃならないのか。

 

「やはり、オウリか。くくく、その顔。戸惑っておる。いや、愉快愉快」

「…………お前……誰だ?」

「シュシュと呼べ、オウリ。まだ、妾が誰か分からんか。殺し合った仲ではないか。勝ったのは貴様だがな」

「数え切れないぐらい殺してきたが。生憎、幼女を殺した事はないんでね。そもそもお前生きてるだろ」

「転生したに決まっておるだろう」

「…………転生?」


 少女があれ、と目を瞬かせた。予想と違った反応だったらしい。


「……お主も転生者であろう?」

「……あん? なんのことだ。プレイヤーの事か?」

「…………待て。転生を知らない? あり得るのか? だが、辻褄は合う。オウリは存在していなかった!? だから、名が上がる事も無かった!?」

 

 少女のテンションは鰻上りだ。あれこれいっているが、俺には全く理解出来ない。


「おい、分かるように言え」


 興奮し過ぎたのか。少女、シュシュは虚脱したように言う。


「妾はかつてこう呼ばれていた。シュラム・スクラントと」

「…………ッ!」


 絶句した。

 それが本当なら。

 刺されたのも理解出来る。

 いや、納得は出来ないが。

 意趣返しもしたくなるだろう。

 彼女を殺したのは俺なのだから。

 思わず、驚きをそのまま口にしてしまう。


「お前、魔王か!」

「如何にも」


 シュラム・スクラント。

 Chapter1のボスの名だった。

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