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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第四章 兵器
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感染

エンスは腕をガトリングガンに作り変えカナタを狙い構える。ガトリングガンからは1秒に500の魔力弾が飛ばされたが、カナタは全て避け切りカウンターを放つ 

 

『冷凍放』 

 

カナタの魔法に対してエンスは瞬時にバリアを展開し、防ぐ。カナタはガトリングガンからの砲撃が止んだ一瞬のうちに一気に距離を詰め剣を振るう。エンスは両腕で鎌を作り出し構えた 


ギィィィィィィィィィィィィィッン!!! 


火花と鋭い音が周囲に広がり、両者は鍔迫り合いへと突入する 

 

「俺の魔法は手で触れた物に一定時間新たに情報を加えることができる。電気も火も、空気を弄って出したんだよ!それでな…俺は生物にも情報を加えることが出来る。もちろん人間にも…」 


何で今魔法の詳細を…情報はアドバンテージだろ? 

 

エンスはカナタの腕を蹴り飛ばしガラ空きの胴体に鎌から戻した右腕を伸ばす 


「お前は強い…だからお前の体の中に俺が入れるって情報を加えて体を奪ってやる。何で今魔法の詳細を話したと思う?体を奪うには手で触れる以外にもう一つ条件があるんだ。条件は魔法の詳細を相手に知らせること!」

 

まずいッ!! 


エンスがカナタの体に触れた瞬間”赤黒い衝撃波”が放たれエンスの右腕は弾け飛んだ 


弾かれたッ!?こんな事初めてだ!どうなってるんだよコイツの体は!? 


弾いた!?何が何だかよく分からないが、今のでエンスの魔力がかなり削れた!このまま押し切る!! 

 

カナタは高速の連撃をエンスの体に叩き込む 

 

ま…まずい!動けない!魔法も発動前に攻撃を食らって消失しちまう…このままじゃ死ぬ! 

 

エンスの頭に浮かぶたった一つの…生きるための選択  


感染インフェクション!』 


霧!?魔力を放った…?それも大量に。今このタイミングでか…何故? 

 

「魔力は元を辿ればウィルスだ…ウィルスはそれ以外を蝕む…この術は周囲に特殊な魔力を散布、その魔力に触れ、蝕まれた全動植物から生命を奪い魔法の威力、効果を上げる術。意味分かるか?」 

  

『異界旋風』 


エンスはカナタの足元に台風を生み出し空へ吹き飛ばす 


「ざんねん…あと少しだったね。それじゃあまたね」  


「まてッ!!」 


カナタは空気を蹴り、地面の中へ消えていくエンスを追いかける


氷拳フリーズインパクトッ!!』 


カナタの一撃は大地を抉ったが、すでにエンスはその場から逃げたあとだった 

 

「逃げられたか…何だったんだあの衝撃波は……?」 

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