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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第四章 兵器
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林檎

カナタは朝日と共に目を覚ます。まだ寝ている3人を起こさぬよう静かに歩き、支度を済ませると折木を集めに行った  

朝は風が気持ちいいね〜 


優しい風が吹く朝に重い瞼を擦りながらカナタは折木を集め焚き火を起こした 


ふぅ…のどかだなぁ  


カナタは焚き火の上にフライパンを置き、水を入れお湯が沸くのをゆっくりと待つ。鳥の囀りを聞きながら本を読む。だがそんな束の間の平穏を侵す物が現れる。カナタは皆が起きないうちに奴の元まで行き、戦闘を始める 


ウサギの魔物が4体か……


ウサギの魔物達は超高速の跳躍でカナタを翻弄する。それに対してカナタはその場から動かず、手のひらの上で作り出した魔力の玉を圧縮していた。カナタに襲いかかったウサギの魔物に向かって圧縮が解かれた魔力が降り注ぐ 


バンッ!! 


神速の魔力が魔物の体を一瞬にして消し飛ばした


よし…討伐完了。今の実験が成功したから、跳躍に合わせて魔力の玉を作り、圧縮、解放で高機動戦闘が出来るようになったな…ワイヤーとスケートでの高機動戦闘は手間が多かったから改良の余地ありだったけど、コレはより早くなるよう圧縮を早めたり、空気抵抗の少ない形に氷を纏えば完成する…


「名付けるなら…『氷燐』かな。カッコいいし」

 

カナタは野営地に戻り温まった焚き火の横に棒に刺したりんごを起きつつ、沸いた湯を使いコーヒーを淹れる 


「あらカナタ…おはよう。早起きだね」 

 

「おはよう。ミユも十分早起きだよ…だってまだ朝日登ってからそんなにたってないし」 


「そう言われると何か嬉しいな………それより今日の朝ごはんは?」 


「焼きリンゴにしようかなって。コーヒー飲む?」 


「一杯貰おうかな。焼きリンゴ…いいね!」 


カナタはミユから預かったコップに淹れ終えたコーヒーを入れ渡し終えると、自身のコップにもコーヒーを入れ飲む 

 

「落ち着くねー」

 

「ねー」 


そんなやり取りをしていると二人も起き、寝ぼけながら椅子に座った 

 

「朝ごはんなぁーにー」 

 

「僕もお腹減った〜」 


「そろそろ焼けたかな?…よさそうだな。はいどーぞ今日の朝ごはんは焼きリンゴだよ」 

 

カナタは美味しそうな焼きリンゴを皆に渡し朝食を始める 


「焼きリンゴ美味しいね〜」 


「ね〜」 


薄い会話をしつつ焼きリンゴを食べ終えると支度を済ませ四人は再び歩き始めた


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