模様
カナタの身体中に黒い模様が浮かび上がる
『氷魂』
「はぁ…」
カナタは立ち上がり深く息を吸い、吐く。冬の様に吐息は白くなっていた
「なッ!!」
次の瞬間カナタはリョウマの腕を砕き、フミナを奪い返していた。反撃しようとするリョウマをカナタは蹴り飛ばす
「はぁはぁはぁはぁ…カナタ…大丈夫?」
コレが…次のステージへ魂を上げた魔法使い
「気をつけて!奴らはカナタの魂を奪おうとしてる!次のステージへ上がった魂はなんらかの方法で奪えるみたい!!」
「分かった…気をつける。危ないから休んでいて」
カナタは吹き飛んだリョウマに向かって走り出す
どうする、俺も魂を…いやそれじゃあ『魂喰』が使えない
「無理矢理でも押し通す!」
リョウマは炎を至る所から放ちカナタの行手を阻むだがカナタには掠りもせず、あっという間に近づかれ強力な連撃を放たれた
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁッ!!!」
カナタは腰からアンキロサウルスの様な尻尾を魔力で作り出しリョウマに叩きつける
クソッ…魂に魔力が刻まれた事で、俺の火の魔法が炎の魔法になった様に、氷の魔法の真の力が開花したのか!
リョウマはカナタを蹴り飛ばし、距離を取る。それに対してカナタはすぐさま両手を合わせ、開く。すると魔力で作られたプテラノドンが現れリョウマを地面に押し付ける
やっぱり…カナタは氷に加え、魔力で作った恐竜を数秒顕現させる力を得たのか!!
追撃を加えようとするカナタから突如模様が消える
やっぱり来た!時間制限!!数秒は魂を身に纏えない!
リョウマは一気に近寄り、術を放った
「コレで終わりだぁッ!!」
3つ目…長かったがようやく手に入る
『魂喰』
「フミナから聞いてずっと考えてたんだ…なんですぐ取りに来ないのかって…それって」
カナタはリョウマの攻撃を避け、そのままリョウマの胸に触れる
やっぱり!!
カナタはリョウマから魂を一つ奪う
「それって…発動中は自分も奪われるかもしれないからじゃ無いのか?」
「返せぇ!!」
まずい!やっと手に入れた太陽が刻まれた魂が!!
カナタはすぐに二つ目の魂を取り込む
なるほど!!
『太陽魂』
カナタは一瞬で太陽の使い方を知り、体に黒い模様が再び浮かび上がる
「うぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」
瞬間辺りは眩い光に包まれカナタ以外の誰一人として目を開けられなくなる
ここには”アレ”がある
カナタは”アレ”を拾い空中に放つ
「こんな光!」
光は”アレ”を見せないため…さっきの戦闘中に見つけたんだ。破れた本の1ページに描いてあったが無風の時に火がつくと”アレ”は爆発する。”アレ”に気づかず炎を出せ!リョウマ!
リョウマはカナタの思惑通り、炎を出したその瞬間
「リョウマ…粉塵爆発って知ってるか?」
周囲を巻き込み、巨大な爆発が巻き起こった




