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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第二章 深く
33/66

攻防

軍人達は魔物との戦闘を始めていた。剣を振るい魔物を斬る。カナタが容易く行っていた行為もいざやって見るとなかなかに難しい事であったと噛み締めながら…

 

「はぁはぁはぁ…まだまだ来るぞ!!」 


奥から馬の魔物が出てくるのを見て息つく暇すらないのかと怯む軍人達を勇気付けるため、カスミは一人叫び突撃する。当然攻撃してくる馬の魔物の攻撃を容易く避け、足を切る。機動力が無くなった隙をつき首を切り飛ばした 


「よそ見をするな!!まだまだ魔物はきているぞ!」  


やっぱりカスミさんはすごい…


「我々も行くぞ!!」  


カミキは自軍を鼓舞し、カスミ率いるギルマティ軍に続けと叫ぶ  


「覚えているとは思うけれど…俺はまだ彼の前には出られない。今の俺が行ったところで速攻やられてしまうからな…頼んだよリョウマ」

 

「シン…今更話すことか?」 


謎の男達の一人リョウマはカスミ達の前に突然現れる  


──────!?炎の中から人が!! 


突然木が発火し、炎の中から現れたカナタに似た顔立ちの男は言う。世界のために犠牲となれと 


「世界?……何を言って」 


カミキがそう言いながら近づくとリョウマは手を動かす 


「アァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」 


リョウマが気だるげに手を動かすと、カミキの体が発火する 

「カミキさん!!」 


カスミの問いにカミキが答える事は無かった 


今のは魔法…?カナタに似た彼も魔法使いなのか?ただ分かるのは間違いなく…敵!! 


カスミは剣を構える 


「皆さんは魔物の対処を……私が彼を」 

 

カスミはリョウマに向かって剣を振るう 

 

流石は生き残り…流星群が降るより前からの軍人が前線で20年以上戦っていたんだ…的確な攻撃だ 


「もう45歳になるんだ…前線を退いたらどうです?」  


「貴方みたいな野蛮な若者がいる限り……生き残りとして退くつもりはない!」 


リョウマはカスミの剣技を避けながら反撃の隙を探す  


「そうですか…まぁなんと言われようが貴方は消す。計画の鹿目である彼のレベルを上げるために」 

 

リョウマはカスミに膝蹴りを喰らわせ、怯ませる 


「さようなら」 


リョウマは左手からとてつもない温度の炎をカスミに向けて放射すると、残りの軍人達へとその狂炎を浴びせ始めた

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