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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第二章 深く
32/66

侵入

時は少し前に戻る…


「カナタ行きましたね」  


「うん……」 

 

フミナとカスミはみんなで食べれるくらい大量の食料探しを始めていた 

 

「これは…食べられないかな……」  


フミナはぐちゃぐちゃになった野菜を見てそう呟く 

 

魔物騒動でかなりの食料が無駄になっちゃったなぁ…


「この様子だと野菜や肉、果物などはほとんどダメかもしれないですね」 

 

「それなら小麦粉とかを探して、パンにした方が早いかな」 

「そうしましょう」 

 

二人は大量に食料を作れる小麦粉を探しに貯蔵庫があった方へ向かう 


確かここらへんが小麦粉貯蔵庫だったはずなんだけど… 瓦礫だらけでよく分かんないなぁ

 

フミナは辺りをキョロキョロとしながら瓦礫を漁る。カスミもフミナと同じように瓦礫を退け始めた。探す中でいくつか穴の空いた小麦粉入り袋を見かけたが、砂利などが紛れている可能性を考え、弾き置いた


「ここは…やっぱり小麦粉の貯蔵庫だ!避難所にいるみんなにパンを作ってあげれるね!」 


「おぉ!!ひとまずは食料問題解決ですね」 


小麦粉がパンッパンに入った無傷の袋を五袋持って帰り、避難所でパンを作り始めた


「フミナ様…お休みになられては?パンくらいなら私が…」 

「大丈夫大丈夫…まだ料理が出来るほどみんなのキズも回復してないだろうし………カスミが作ったらパンが可哀想なことになるじゃん」


「なッ!!そんな事ないですよ!!」 


二人はのほほんとした空気の中、パンを作り焼き始めた 


────────────────────────


バンッ!! 


フミナとカスミが紅茶を飲みながらパンが焼けるのを待っているその時、赤いロケット花火がギルマティまで続く道から放たれた。それはマルガの天井を赤く照らす 

 

「あれは……」 


「カナタ様の読みが当たっていたみたいですね」 


「無事だといいけど………」 


次の瞬間警鐘が鳴り響く。どうやら洞窟から魔物が次々と現れたようだ 


「フミナ様はここで!!」


「カスミ…気をつけて!!」 


カスミは剣を取り、軍人を集めると、避難所を守る者、魔物を掃討する者を分け、すぐさま数人の軍人を引き連れ魔物に向かっていった 

 

─────────────────────────


「あれか…」 


ニワトリの魔物や、イノシシの魔物、猿の魔物が十数体押し寄せる 


「お前達!!気を緩めるなよ!!!」

 

カスミ達は魔物に切り掛かる。その様子を少し離れた場所から怪しげな男達は見ているのだった

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