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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第二章 深く
31/66

絵顔

カナタは魔物を掃討していると本の1ページだけが千切れてカナタの顔面に張り付く。カナタは気だるげにその紙を取るそして


コレで最後…


カナタはギルマティにいた魔物を全員討伐し終えるとまだ生き残っている民間人を1箇所に集め仮設避難所を作った。ゲガ人に、薬草を使って治療しているカナタに一人の小さな女の子がやってきた 


「カナタさん!ありがとう!」 

 

少女はそう言いながら一枚の絵をカナタに渡す 


「これは」 


そこには笑顔のカナタや少女、その両親らしい人達が描かれていた 


「助けてくれてありがとう!」 


少女はそう言い残すと何処かへ行ってしまった 


「あの子の両親…今日の魔物騒動で…自分様子見てきます…」 


治療を終えた軍人はカナタにそう言うと、女の子の方へ駆け出していった 


────────────────────────


「手伝ってくださりありがとうございます。しばらくは休んでいて大丈夫ですよ」 


カナタは13人の軍人を連れ、国中にある死体の回収を行っていた 


残った軍人が43人か…治療も済ませて、タコの魔物の素焼きも食べさせたからもしまた魔物が来たとしてもそう簡単には全滅はしないと思うけど…

 

そんな事を考えながらカナタは集め終わった死体にガソリンを掛ける


「カナタ様…申し訳ございませんでした!!自分達が不甲斐ないばかりに国が……」 


13人の軍人達はそう言いながら土下座をする 


そっか……そりゃそうだよな……誰かに謝らないと気が済まないよな…だからと言って遺族に思いをしてぶつける訳にはいかない……


カナタは目に涙を浮かべながら号泣する13人の軍人を見て思う 


俺が一番謝らないと行けないはずなのに…どうしてみんな俺に怒らないんだ……


─────────────────────────

遺体に火をつけ、戻ってきたカナタは43人の軍人に自身が再び離れる事を告げる 


「──────そう言う事ですので、皆さまからまた離れてしまいますが、すぐに戻ります」 


「分かりました…我々も2度と帰る場所を失わないため…カナタ様が安心してお帰りになれるよう、この地を守り抜きます!!」 


軍人達の声を聞いて安堵の表情を浮かべたカナタは、すぐさまマルガへと戻った

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