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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第二章 深く
24/66

軍人

軍人達は剣を抜き、すぐ切り掛かる。変則的な動きで噛みつこうとする蛇の魔物の首をなんとか切る  

 

「普通の蛇よりは早かったが、これくらいなら倒せる」 

 

「だな……また来たぞ!」  


瓦礫を押し除け、馬の魔物達が現れる。その背に弓矢を持った人間の魔物を乗せて。放たれた矢を弾き軍人は駆け出すが、馬の魔物の強烈な蹴りを食らい吹き飛ぶ 


「軍隊長はフミナ様を連れてお先に!!」

 

「この魔物は我々が!!」 


軍人達は立ち上がり、魔物に向かって走り出す。カスミは納得しフミナを連れて走り出した

 

「ねぇ置いて行って大丈夫なの?」 


「えぇこんな所で死ぬほどやわな特訓はさせていませんよ」 

────────────────────────

 

フミナが案内し、二人は避難所に向かう 


「まだ居ると良いけれど…」 


フミナは不安の声を上げながらも走る。曲がり角を曲がると大量の魔物に襲われている避難所を見つける 


「クソ……数が多い。王様!ここはもうダメです!避難を!」 


イノシシの魔物の魔物達が国王や近衛兵に突進するその瞬間

 

「はぁぁぁぁぁぁッ!!」 


カスミの強力な斬撃がイノシシの魔物を叩き斬る 


「私はギルマティ軍、軍隊長火野カスミ!フミナ様の命により援軍に参りました…あなたは近衛兵のカミキ様ですね!コレを!」 


カスミは近衛兵のカミキにタコの魔物の素焼きを渡す  


「これは…」 


困惑するカミキにカスミは言う奴らを切れる様になると。その言葉を聞き、すぐさま食べる 


「おぉ!!全身から力が…!!」 


二人は周囲の魔物を一掃すると避難所のバリケードをより強固なものへと作り変え始める 


「お父さん!お母さん!よかった…無事で!!」 

 

「フミナか!」 


「フミナ!!」 


国王夫妻は娘が生きていた事、ピンチに駆けつけてくれた事に感動し抱きつく


「私がここに来れたのはカナタって魔法使いのおかげなんだ」 


民間人や後からやってきた軍人も含め避難所に逃げ込み情報交換を始めた


「なるほど…カナタと言う少年が我々の退路の確保と魔物の一掃の役割をこなしているのですね」 


「えぇですから出来れば魔物の情報が欲しくて…」 


「失礼…先程からカナタさんが来る前提ですが彼が来ない可能性は考えないのですか?もし彼がもう死んでいたら待っていては奴らに殺されるだけ…食料問題もある。我々ならあの″キメラ”さえ居なければ他の魔物なんてなんの問題もない!!早くに脱出するべきだ!」

 

カミキの問いにカスミを言い切る。必ず来ると… 力強い言葉を信じ、敵の情報を教え始めた

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