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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第一章 希望
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約束

一連の戦闘を遠くから見ていた黒髪の男は呟く 


「………勝ったかカナタ」 

  

隣に立っている銀髪の男は黒髪の男に言う 


「面白くなって来たね……桜木リョウマくん」 

 

怪しげな男達は会話を終えたらその場を離れた 


────────────────────────

 

2日後…ようやくカナタは眠りから覚める。視界にはたくさんの花束と横で疲れて眠っているフミナがいた 

 

また病院に戻って来たか……


病室を眺めていると横から話しかけられる 


「おめでとう…彼を倒したんだね」 

 

「君は」 


白髪の少女が突如現れカナタの頭をなでる

 

「なっ何するんだよ…」 


「頑張った人にはご褒美が必要だからね」 


カナタは照れながらハッと思い出す 


「君にはこれを返さないと」 


カナタは2日かけて溜まった魔力を白髪の少女に返す  


「ありがとうカナタ」 


「いやいや感謝を言いたいのはむしろ俺の方だよ。君が魔力を貸してくれなかったらザグラには勝てなかった…本当にありがとう」 

 

白髪の少女はそれならとカナタに以前話したやってもらいたいことを話した 


「カナタには私の……いや”私達の悲願”を託したい。前に壁画を見ていたよね…」 

 

カナタは”悲願”と言う言葉で思い出す 


「《厄災》ガルダ……」 

 

白髪の少女は頷き、続きを話す 


「奴は星を喰らう生命体…今までに数えられ無いほどの星が、そこに住んでいた生命が失われていった。私のいた星もそうだった。奴は魔物ウィルスを解き放ち、戦力を減らしてから星を喰らう。でも今回は違う………ガルダは”封印されている”……そのおかげで本来より魔物ウィルスも弱まってる。結果この星の人類はウィルスに適応出来た…だからカナタにはガルダが封印から目覚めるまでその力を鍛えて欲しい……奴の首に届くまで」 


「封印されているのに何故、魔物ウィルスを?」  


「封印の効力はあくまでガルダが身動きを取れなくする物で、魔法までは防げなかった…」 


カナタは察する《厄災》はこの星の何処にいる。カナタが見て来た壁画があった隕石は彼女の星のカケラなのだと…二つは巨大流星群としてこの星に降り注いだと言うことを 

 

あの話し方から察するに彼女はあの壁画に書かれていた王女なのか…その身を犠牲に…


「君は……生きてるの?」 


白髪の少女は生きていると言い何故そんなことを?と質問する

 

「助けるのも、目標にしないとなって」 

 

まさか自分を助けると言われるとは思っていなかったのか白髪の少女は驚き笑う 


「な…なにかおかしいか?」


「いや……私達の時じゃ考えもしなかったなって」 

 

だって当たり前に勝つ前提で話すなんて…


「そういえば名前を言ってなかったね。私はリン、ウェルスレー・リン……それじゃあ待ってるからねカナタ」 


リンはそう言うとカナタの頬にキスをし光となって消えていった 


「えっ………今き…」 


カナタが戸惑ってるとやっと起きたフミナが話しかける 


「おはよう…カナタ。今誰かいた?」 


カナタは誰もいなかったと言い、二人は部屋を出たのだった

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