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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第一章 希望
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氷華

カナタの左手は砕いた!全身を覆っていた氷の鎧も、もう無い! 

 

カナタの右ストレートを受け止め逃げぬよう掴む。そのままカナタの左足を踏みつけ蹴りもできない状態へと持っていく 

この状態じゃ右足で蹴っても右腕を掴んでる腕でガード出来る。カナタに残された攻撃方法はもうない!!だが、俺にはまだ腕がある 


「俺の勝ちだぁぁッ!!」

  

それを待ってたんだよッ!! 


『再結晶』 


砕け散った氷の鎧は再びカナタの身を守る 


なッ!!パンチのタイミングがズレた!? まさかわざと氷の鎧を解いて左手を砕かせたのか?もう左手からの攻撃はないと油断させるために!


カナタは砕かれた左腕でザグラに渾身の一撃を放つ   


まずい防御が間に合わない!!!

 

これで終われッ!!!!! 


氷拳フリーズインパクトッ!!』 


空間は歪み大地は抉れる。周囲は凍てつき、冬を迎えたかのようだ。ザグラの上半身は消し飛び、残った下半身は完全に凍結していた 


「はぁはぁはぁはぁ……………魔力消費がかなり高いな…再結晶出来ないかと思った。と言うか実際もう『氷結』は解けちまったし回復するまでは使えない…中々ギリギリだった…」 

それでもカナタは左手を犠牲に勝利を勝ち取ったのだ…だが、統率者を失った魔物達は一斉にギルマティに襲い掛かる 

チッ………少しも休めないじゃ無いか…


カナタは刀を生み出し構える 


あと…大体2千体を残り3割か 


カナタは氷の薄膜を作り滑るように駆け出した。数多の魔物を一振りで切り飛ばす


『ウィルフリーズッ!!』


あと…およそ1436 体か 


カナタはより早く、より力強く剣を振るい魔物を切る。魔物の攻撃をギリギリで避け、術を放つ


『アイスランス!』 

 

あと…およそ986体…

 

突如カナタは血を吐く。その隙に大量に攻撃を食らってしまう 


連日で魔力を使いすぎたからだ!この魔力も俺のじゃ無い。魔力消費が回復してないのに無理やり魔力を得たせいか 


氷拳フリーズインパクト!!!』  


カナタは残りの全ての魔力を込めた一撃を魔物達に向け放った  

 

「あ…頭痛い…」 


魔物達の返り血で出来た血溜まりの中にカナタは倒れ横になる 


思ったより……疲れてたんだな……そりゃそうか。ポーションは傷を治すだけで……体力までは回復しない……死の淵を彷徨ったんだ…そりゃ疲れるよな…


緊張の糸がぷつりと切れ、アドレナリンが途切れる。ドッと現れた連日の疲れに身を任せ、カナタは深い深い眠りについた

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