表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吸血塾  作者: クオン
3/43

吸血鬼の吸血事情

長いです

エディーの様態は安定してきたので、十海七緒は緋波弥生と若生を別室の習字教室にしている和室に呼び込んだ。

そこで若生の夏服を脱がして、肩の傷の手当てを七緒は始めた。

「このままでも治りそうだけど、縫っておいたほうが早くお風呂に入れるわ。夏だからねえ」

と言って、ステンレス製のバットに入れた消毒液を塗りつけて、局所麻酔した後、前後2ヶ所の傷口を縫い合わせた。

「で、この傷は彼の足を切断した誰かにやられたのね?何者なの?」

若生の縫合跡を消毒しながら、出血が止まったことを確認しながら七緒は訊いた。

「吸血鬼だけど、正義の味方らしい。外人で、両腕が義手で、中年男で、日本語が達者で、背中に手がもう2本別に生えてた。名前はベン・マリックだったけ?」

「それが正義の味方ってことは、今診察室にいるのは悪の吸血鬼なの?」

「でも、でも、一方的にそう言ってただけだし、エディーさんの言うこともちゃんと聴かないとわかんないよ」

弥生が意義を唱える。

「これは」

と言って、若生は傷口を指し示しながら続けた。

「ベン・マリックにとって必要不可欠な行為だったんだと思う。僕の肩を見ながら『吸血鬼でもないスレイブでもない』と言ってた」

「スレイブ・・・奴隷ね。恐らく強制的に血の提供者にされた者のことね。他に何か言っていた?」

「彼は、自分は人間に管理された吸血鬼で人は襲わないと。そして常に僕等を監視していると」

「あんまり怒ってないのね。若生君」

呆れたように七緒は言った。

「いや、何でこんなことに首突っ込むかなあって、姉さんの方に腹立ってたし」

「何よ、何よ、死にそうな人助けただけじゃない!!」

「いや、普通逃げるよ。身一つで振り向かないで逃げるって!!」

「あはははははー」

大笑いする七緒の横で兄弟は言い争いになりそうな会話を止めた。



「疲れたでしょう。横になってもいいのよ」

七緒は若生に笑いながら言った。

「どこから何が転がり込んでくるものか分からないもんね。よりによって吸血鬼とは。で、彼はずっとここで預かっていいのね?」

「預かってって言うか、面倒見てくれるの? 悪者かもしれないのに?」

若生は意外なという表情、口調で質問返しした。

「単なる対立組織の抗争の一端かもしれないし、今はそうするしかないわねえ。ただし、私一人では手に余るわ。当然あなた達にも手伝ってもらうわよ。当面は献血要員ね。まあ、3人で彼の食料が足りるかどうかわからないけど」

「もちろん手伝うよ。それについては提案があるんだ。この人を彼の付き添いに〔ここ〕において欲しいんだ」

「ちょ、ちょっと!! ワッくん!」

弥生は慌てた声を出した。

「約束したよね?僕のどんなお願いも聞くって。姉さんは〔あの家〕を出てここで彼の面倒を見るんだ。それが絶対条件だ」

「そう言うこと。考えたわね」

七緒はフンフンと納得したようにうなづいた。

「最初から考えてたのは、七緒先生に姉さんを預けることだけだったけど、彼に手が掛かりそうなのに七緒先生だけに任せるわけにはいかないよ」

「お父さんが黙ってはいないわ。きっと」

「きっと、弥生さんの言うとおりになるわね。でも、今度は前のようにはいかないわ」

そう言って七緒はにいっと悪戯っぽく笑った。

「いざとなったら私は彼と同じになるつもり。人間止めちゃうから」

「ちょちょっとぉ、それはどうなの?七緒先生!」

「もちろん、条件が整ったらだけどね。まず、血の提供者が確保できる事。まあ、エディーさんの吸血ペースと献血量に対してあなた達二人でというより一人分で賄えることができるのなら、だけどねえ」

「取り返しがつかなくない?それって」

「あら、意外と慎重なのね。まあ、まずはエディーさんとよく相談してみるわ。確かに後悔したくはないわよねえ」

緋波姉弟はその夜は一度自宅に戻ることにした。

弥生は泊まりの用意をして翌日から考明塾に入るという事になった。


姉弟は考明塾からの帰りしばらく黙っていた。

先に口を開いたのは弥生だった。

「十海先生、本気かな?」

「さあ、思いつきとは思えないけど。吸血鬼になったりしたら一生付き合わないといけなくなるような気がするしい。他人事じゃなくなるよなあ」

「なんか、その物言い、すんごく他人事に聞こえるんだけど」

「じゃあ、逆に我事としてさ。姉さんも吸血鬼になりたいとか思ってね?」

「いや、そりゃ少しは思うけど。思ったけどお。あのエディーさんの有様を思い出したらおもっきり引いちゃうよね」

「ベン・マリックって神父に早々に殺されちゃうか? 七緒先生もそのリスク考えたら止めてくれるかも」

「え? あれって神父なの?そうだったっけ?」

「ああ、俺はボロボロになる前の服見たから。今思い出したんだけど」

「両腕義手の神父ぅ~?都市伝説よねえ?」

「都市伝説とは何だ?」

不意に後ろから会話に割り込まれて、更にその人物が先刻の吸血神父だと判って姉弟は大いに驚いた。

「うわッ!!」

「出たあっ!!」

「逃げるな!危害は加えない」

足を止めて振り返ってみると吸血鬼はすでに着替えたのか整った服装を着ていた。

確かに神父に見える。

身長は180cmを超えたがっちりした体躯、茶髪にブラウンの目をした厳つい顔の男であることが、余裕ができた今の若生たちには観察できた。

「まあ、後で、なんと言ったかな?この国では。サーチしてみよう」

吸血鬼は『都市伝説』という言葉を検索するつもりらしい。

「私の名は改めて言うが、マリックではなく、ベン・マルリックだ。確かに神父ではある。信徒は3人しかいないがな」

「3人いれば十分じゃん!」

恐れというものを知らないのかこの姉はと若生は冷や冷やしながら聞いていた。

「そうかも知れん」

「ねえ?その3人はスレイブなの?」

マルリックは恐らくは銀製であろう義手をぶんと振りかぶって、若生の顔面横に寸前で止めた。

「失礼なことを言うな!断じて違う!」

「ご、ごめんなさい」

若生は腰を抜かしかけていたが踏みとどまって謝った。

むしろ、そっちの方がタブーだったようだ。



「じゃ、じゃあ、スレイブって、吸血鬼とスレイブの関係って、どういうことなの?」

若生はビビリながらも質問を続けた。

「スレイブとは契約者だな。吸血鬼に一定期間血を与えることによって眷属となることを約束され半吸血鬼化している者のことだ」

マルリックは何事もなかったかのように答える。

「半吸血鬼?」

「首以外を噛まれて血を吸われると若干のヴァンプ能力を持つことが出来る。しかし、食事や睡眠は人と同じだが吸血鬼と同じ弱点を持つことになる」

「弱点?」

「銀だ!」

そう言ってマルリックは義手を胸の高さまで持ち上げてもう一方の義手で軽く2回小突いた。

長さ30センチほど、太さは3ミリ程度の針が2本伸び出てきた。

「取れ!」

思わず距離を取っていた弥生は恐る恐るそれを触ってみた。

「抜き取れ」

そう力を入れずに抜き取ることが出来た。

「お前もだ!」

若生は用心深く針を握って抜き取った。

「先刻は怪我をさせて悪かったな。それは銀合金、謝罪の変わりだ。持っておけ」

「これをどうしろと?」

「知れたこと。あの眷属が襲って来たらそれで刺すのだ。脊髄に近い所ほど効果的だ。銀は吸血鬼を麻痺させることが出来るのだ」

「これが吸血鬼の弱点?」

「そうだ」

「他にはないの?ニンニクとか太陽とか十字架とか?」

「見ていただろう。昼間でも自由に動ける。ニンニクは効果がない。十字架というより十字は銀以外の刃物で闘う時、体の中心部に十字交差に深手を負わせれば必殺できる。その十字痕に手榴弾でも突っ込んでやれば完璧だ。先刻もそうして私はあやつを倒したが、十字架自体は何の影響も与えることはない」

さらりとぞくりとするような事を言って吸血神父は首にかけていた十字架をちらりと若生に見せた。

「強いて言えば、長時間太陽光線を浴びた傷は人よりも壊死してしまうスピードが速い程度かな?そして水銀だが、使い方が限定される。私が処置したように深手の断面に振り掛ければ麻痺効果はあるが、ただ振りかけたり飲ませたりしても効果はない」



歩いては話し、話しては歩き出し、立ち止まりながらまた話すという事を繰り返しながら、また若生は訊いた。

「眷属って言うのは?」

「眷属とは真に吸血鬼となった者だ。更には理性・知性を失わず吸血鬼として成立してヴァンプ能力を駆使出来る者のことだ」

「さっきの話だとスレイブにならないと眷属にはなれないみたいなニュアンスだったけど?」

「吸血鬼を作る効果的な吸血は頚動脈に牙を突き立てることなのだが、スレイブとなっていない普通の人間にそんな事をすれば大量出血してしまう。それは脳死を意味する。その状態で吸血鬼化すると言うことは本能のみで吸血行動をするグールという食人鬼を作ることになる。傷の回復力が向上したスレイブであれば頚動脈の出血も最小限ですむので眷属に成りやすいのだ」

「あんた達の血を輸血したら駄目なのか?」

「その前に確認だが、お前達、帰らなくていいのか?」

「俺はね。姉さんは今日は帰らないといけないんだけど」

何言ってるのという意味か、弥生が肘で若生の脇を小突いた。

「ふむ、私の右ポケットに手を入れろ。財布を抜き取れ」

「抜き取ったら『泥棒』とか言って殺したりしない?」

「馬鹿者! 私は見てのとおり、手が不自由なのだ。そして喉が渇いたのだ。そこの自販機で缶を買ってくれ。お前達の分も好きなものを買え。ポカリスエットというのが良いな。すぐ横の公園の椅子に座ろう」

たかが、ジュースでも奢ってもらい、横に並んで腰掛けると気が緩むのか緑茶を持った弥生の表情も柔らかくなった。

マルリックは義手からワイヤーの輪を出してポカリのPETのボトルを巻き込んで固定すると、若生に差し出してキャップを回させて開けさせ、飲み始めた。

「輸血の話だったな。それはやってはならない。数時間で輸血をされた者は暴走する。急速に吸血鬼化しながら血を求めて暴れることになる。吸血衝動に耐えられなくなるのだな。ある程度理性がある分悲惨だ」



若生は腹のふくれるマッチを飲みながらさらに訊いた。

「スレイブって奴隷だろう?献血以外にもやっぱりこき使われるの?」

「普通は腕から吸血してスレイブにする。傷口からヴァンプ化して色々メリットはあるのだが、一度スレイブになると定期的に吸血鬼に噛まれて血を吸われなければ、傷口を腐らせて死んでしまう。従って主人と奴隷の関係に落ち着くことになる。どういう関係になるかは主人となる吸血鬼の人格次第だな。ふん、吸血鬼に人格を求める事こそナンセンスか。人格があればそもそもスレイブなど作らん」

「スレイブになるメリットって何?」

「まず、老化しなくなる。殆どの病気にも罹らなくなるし、持病からも開放される。怪我も短時間で完治する。吸血鬼ほどではないが運動能力も飛躍的に向上する。聴覚・視覚・嗅覚も鋭敏になる」

「なんか良い事ずくめじゃん!」

「そうでもない」

弥生の感想をマルリックは否定した。

「老化はしないが寿命は20年程度になる。感覚が鋭敏になる分、負担がかかりストレス症候群で精神異常を来たす者も多い。そういう輩を強制冬眠させ吸血時だけ叩き起こすような扱いをする吸血鬼もいる。そんなスレイブは吸血鬼に血を取られ過ぎるとミイラ化して戻れなくなる。更には男女での組み合わせによるストレス・トラブルも多い」

「吸血鬼の男女のトラブルって?」

「お前は何歳だ?」

若生にマルリックは問い返した。

「16歳になるけど」

「ギリギリだな。向こうの少女は?」

「17!」

ぶっきらぼうに答える弥生にマルリックはデリカシーのない見当を言った。

「ふん、お前の年は関係ないようだな。異性の血を飲むと吸血鬼は性的に欲情するのだ。それで吸血鬼とスレイブで男女関係に発展する事は良くある事で・・・」

「なんで私の年は関係ないのよ!」

割り込む弥生に動じることなく涼しい顔でマルリックは話を続ける。

「アダルトなトラブルで最たるものは、吸血鬼はプレイの最後に首から吸血しなければエクスタシーを得られないということだ。性欲に駆られると無駄にスレイブを無くし無駄に吸血鬼を増やす事になる。そして次のスレイブの確保を急いては墓穴を掘ることになる」

「性的に欲情した吸血鬼ってどうなるのよ?」

弥生の質問だった。

「どうなのだろうな?女の場合。男については股間が勃起したままになる。血に飢えるまでそのままだ」

弥生は若生を引き寄せて二耳打ちした。

「ちょっと、ちょっと、ワッくん!」

「なんだよ」

「エディーさん、十海先生の血飲んだじゃん!今頃・・・」

「聞こえているぞ。スレイブにされていなければいいがな」

若生は慌てて携帯電話を出した。



マルリックが止める素振りも嫌がる風でもなかったので七緒に電話を掛けた。

七緒は直ぐに出てきた。

「七緒先生!無事?」

『ああ、心配してくれてるの?大丈夫よ。彼寝たままだし』

「吸血鬼は眠らないと教えてやれ」

マルリックは携帯の音声まで聞き分けるようだった。

「吸血鬼は眠らないんだ」

「まだ、あいつは自由に動けないはずだ。近寄るなと言ってやれ」

「噛まれるとスレイブにされてしまう。近寄らないで」

『・・・そこに誰かいるの?』

「教えてもかまわんぞ。私のことは」

「今、ベン・マルリックって言うエディーの足を切った神父と一緒にいるんだ」

『拉致されてるの?』

「いや、公園のベンチで一緒に座ってる。危害は加えられていない。色々話を聞いていたんだ」

「その女は医者か?『水銀を自分自身に注射する』と脅せと言ってやれ。十分なブラフになるだろう」

「もし、襲われそうになったら。七緒先生の体に『自分の体に水銀を注射する』と脅せばいいと言ってる」

『一時しのぎね。多分その心配は杞憂ね。実はね、少しだけ話をしたのよ。彼は若生君の血を欲しがってるわ』

「俺の?」

『〔切実な〕事情がおありのようでね。出来れば私の血はこれ以上飲みたくないようなの。まあ、私のことは心配しなくて大丈夫だから。噛まれたらその時はその時よ。そっちは大丈夫?脅されたりしていない?』

「微妙だけど。今はこちらの質問に親切丁寧に答えてもらってるよ」

『今から私も、そちらに行くわ』

マルリックは若生に顔を寄せ、というか携帯に顔を近づけて言った。

「心配には及ばん。あと二、三問答すれば退散する。もっとも、お前も銀の武器が要るというのならレンタルしてやるがな」

「聞こえた?」

『ええ、聞こえたわ。いつでも携帯をかけれるようにしておきなさい。ワン切りでかまわないから』

そう言って七緒の方が携帯を切った。

「何と言ったかな?この国では。そうそう、腹の据わった女だな。さて、ああ言った手前、夜通し質問に答える訳にはいかなくなったな」



若生はかまわず質問を続けることにした。

「一度スレイブになったらもう人間に戻ることは出来ないのか?」

「出来ない。ただし主人から開放される方法はある。噛まれた箇所の手前、胴体側の方から切断すればよい。傷口の壊死と苦痛からは開放される。私の場合はそれでも吸血鬼にされてしまったがな」

と言ってマルリックは両の義手を持ち上げた。

飄々としながら言っているが、マルリックは自ら(あるいは自らの意思で)両腕を切り落としたということらしい。

しかもそこまでしても吸血鬼にならざるを得なかったストーリーとはどんなものなのか想像を絶する。

若生はこれ以上質問を続けることが憚られた。

怖くなった。

「ふん、今のは少しヘビーだったかな?それではここらあたりで頼みがある。お前の血を私に提供してくれないか?少年」

「うえっ、スレイブになれってか?」

「噛まない! 間接的に提供してくれれば良い。月に一度、グラス1杯もいらない程度だ」

「エディーさんも言ってたけど、俺の血ってそんなに旨いの?」

「そうではなく、お前が男だからだろう。しかも、献血を承諾したのではないのか?それが無償であれ有償であれ中々いないのだ。吸血鬼に献血してくれる者はな。さっき話したように男の吸血鬼が女から血を受けると、ある箇所が勃起する。それを静める一つの方法が男の血を飲むことだ。私の信徒は3人とも修道女なのだ」

「あんた勃起中なの?」

弥生が意地悪そうに質問した。

「先刻彼の血を飲んだので沈静中だ。選んだ理由はお前がストイックだからだ。この国では一日三食が基本のようだが、お前は一食程度で過ごしているようだな。若いのに見上げたものだ」

マルリックは血の味で若生の身体状態まで判別できるらしい。

「黙りなさいよ!! 勝手な評価してんじゃないわよ!!」

急に立ち上がってマルリックに詰め寄ろうとする弥生の間に若生は割り込んだ。

「俺のことはいいから!いいから!」

「若生が好きで食事してないとでも思ってんの!!」

それでも若生を押さえ込みながら弥生はマルリックに詰め寄ろうとする。

「ストイックと評価して怒りを買ったのは初めてだな。許せ少女よ、すまなかった。お前の事を誤解していたようだ」

そう言ってマルリックは立ち上がった。

「汝らの試練に報いと福音があらん事を、エイメン。今宵はここまでとしよう。さらばだ」

義手で十字をきって軽く一礼をし、マルリックは背を向けた。

「最後に、あんた日本語、上手だな。日本に来て長いのか?」

「今回は来日2週間だ。日本には明治と昭和に2回来たことがある」

マルリックは背を向けたまま答えた。

「やっぱり200歳以上とかだったりするの?」

若生は指で明治と昭和の年代を数えながら訊いてみた。

「300を超えた程度か?教会に戻って記録を見なければ思い出せん」

マルリックは悠然と歩いて公園を出て行った。

思い出してみれば彼は自分では名乗ったが、結局、若生と弥生の名を訊く事がなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ