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委員長と副委員長  作者: おかゆ
第一章 委員長と副委員長
7/8

episode7

毎度おなじみ第三者だ。


もう面倒くさいってば。


うおっ、と、、なんだ?今ものすごい強風が...




「やばいやばい、遅刻するー!!!」


道路樹が今にも倒れそうなほどに揺れている。


「おっ、おはよう八神!」


「おはよー古屋ー!あと2分で遅刻するよー!」


竜巻が起こり始めた。


「それはやべぇな!こけんなよ八神!」


「それはあんただよ!」




この二人、


普通ならば息をすることもままならないはずなのにも関わらず、


当然のようにしゃべっている。


二人とも茶髪の髪の毛をオールバックにさせながら...




「せーふー」


「Safe!I’m tired.」


「古屋、何で英語?」




疲れたら英語になるようだ。


否、古屋は正真正銘の日本人である。


歴史ある名家の次男坊である。




そんなことを言い出すと、八神も


歴史ある名家の分家、その次期当主である。




二人ともいい所のお坊ちゃん&お嬢さまなのである。




この後、二人の住んでいる地域に


竜巻注意報が発表されたのである。




暴風は起こすは、竜巻注意報は出すはと、


ハチャメチャな子たちである。




「あれ?この時間帯私らが起こした竜巻じゃね?」


と八神が驚く。


「ほんとだぁー」


古屋がのんきな声で返事をする。




数10分した後、注意報は解除されたのである。




竜巻の恐怖が去ったあと、


校舎の中ではしばしの静寂が訪れる。




その静けさの中で、二人は目を見合わせ、


微笑むのであった。






「椛先生かわいー。」


と古屋。


「名谷先生もかわいいよ。」


と張り合うように八神が言う。




名谷先生とは3年生担当の音楽の先生である。


「名谷先生は俺の中で二番手。」


「れべるたけぇー」




と、二人ともかわいい先生には目がない様子。


しかし、イケメンな先生はというと、


「ん?俺が椛先生よりイケメンに興味あるように見える?」


「私かっこいい先生よりかわいい先生のほうが好き。」




と興味を全く示していない様子。




「彼氏ほしー」


「わかるー」




こ、古屋?君は彼女が欲しいのではなかろうか?




「お前は彼女が欲しいんだろ?」


「いや、俺どっちでもいい。」


「多様性の時代だもんねー」




そういう解釈をするのか、最近の若者は時代に早く適応しているな。


ジェンダーレスの時代、差別は必要ないということだ。


是非、この二人を見習ってほしい所である。




「八神さぁ、彼氏ほしいっていうけど、作ろうと思えばできるじゃん。」


「誰でもいいってわけじゃないぢゃん?」




わがままな女である。




「お前が振ってきた男、全員泣くぞ。」


「女の子もいるよ?」


キョトンとした顔で八神が答える。




新しい時代を生きている。


さて、この二人に彼氏or彼女はできるのだろうか。




「ノリで付き合う?」


と古屋。


「それってどうなの?」


「冗談。」


古屋が笑いながら答える。


「だろうな!」




急なノリすぎてびっくりした。


驚かすなよ。




古屋が少し照れているように見えるのは私だけだろうか。




でもこれは...ラブコメに発展する予感がするぞ...?




次回が楽しみだ。


今回は少し短いような気もするがここで終わろうとしよう。


次のお話でもまた会おう。

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