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委員長と副委員長  作者: おかゆ
第一章 委員長と副委員長
3/8

episode3

こんにちは、或いはこんばんは。


人生で一度言ってみたかったのだ。


気にしないでくれ。毎度おなじみ第三者だ。


いつ正体が明かされるのかって?


さぁな、私のほうこそ知りたいくらいだ。




今回もゴリラギャルこと八神とお花畑古屋の話をしていこうと思う。




「椛先生が黒板消してる。かわいい。」


「うちのあやねに手を出さないで!」


「娘さんを俺に下さい!」


「無理でーす」


「え、なーんーでー」




また椛先生の話をしているのか。


お花畑は今日も健在のようだ。




「やはり、椛先生のお尻は美しい。」


「どこ見てんだよ。」


「お尻。」


「わかってるわそんなこと。」




今日は少し暴走気味だな。




さて、前回八神の運動の話をしたことを覚えているだろうか。


今日は先日新たな情報が回ってきたことをお伝えしよう。




またしても体育の時間、


今日は50m走をしているようだ。




「八神、6.9秒!」




相変わらずのゴリラっぷりである。




中学二年生女児の50m平均タイムは


8.1~9.1だそう。




「うっわー前髪オールバックなんですけどー」


「相変わらずはえーな八神。」


「もうただのギャルゴリラ。」


級友が口々に言う。


「おい、どつくぞ。」




ギャルの片鱗も見せつつある。




「古屋、6.0秒!」


「うっわはっや、きっも」


「いや、きもいのは元から。」


級友が茶化す。


「何言うとんねん。どこ見て言うてはりますん。このイケ男古屋を見てきもいとでも?」




何故か訛っている。




「そういうところな。」




全員が口をそろえて言う。




ちなみに中学二年生男児の50m平均タイムは


7.3~8.4である。




二人とも運動神経抜群だということがわかったな。


ちなみに彼らはepisode1でも紹介した通り、


中学二年生の中二病を拗らせているような歳である。




しかし情報はこれだけではない。


八神の弱点が発覚したのだ。


それは、


八神は極度の虫嫌いであるということだ。




「ぎゃぁぁぁ!!」


「え、なに?!」


「クモ!!無理無理無理無理。」




叫び散らかしている。




「なーんだこんなちっこいクモかよ。」


「足が8本胴体3つに分かれてる時点で無理。」


「カニとかエビはどうなんだよ。」


「引きちぎって食べるに決まってるじゃん。何言ってんの。」


「お前がな?カニたちが可哀想だと思わねぇのか。」


「この世は弱肉強食なんだよ。」




と古屋も呆れるくらいに虫が嫌いなのだそう。




「それでもゴリラ代表かよ。」


「おい、ひねりつぶすぞ。豆粒が。」


「誰が豆粒やねん。」




関西弁の古屋、別に関西出身ではない。




理科が得意な八神、生物のページは慎重に開くそう。




「いや、あのね、虫がね、拡大してあるページってあるじゃん?


びっくりして椅子から落ちたことあるんだよね、ほんとまぢでむり。」




と、このありさまである。


ちなみに生物のテストは99点だったそう。




「虫が怖くて回答がかけなかった。」




写真にも怯える様が何とも言えないポンコツさを引き出している。




八神の弱点だけさらすなんてフェアじゃない?


そうだな、私もそう思っていたところだ。


では古屋の弱点もさらすとしよう。




古屋はとてもどんくさいのである。




例えば登校中、


「あっ」


ベシャッ


水たまりにハマっている。




「ちょっとーまた制服びしゃびしゃじゃん。」


「水たまりにハマっちゃった、てへぺろ♡」




本人はあまり気にしていない。




他にも、


「傘飛んで行ってどっか行っちゃった。」




「こけたー」




など、どんくさ男っぷりを発揮している。


大丈夫か副委員長、、




「顔はかっこいいのに」




と女子全員が口々に言う。


残念な男なのであった。




二人を退治するときは虫と水たまりを用意しておくことをお勧めする。


では次でもまた会おう。



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