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太陽のオトシゴ  作者: 南多 鏡
第二部 相棒
19/22

その尊き願いを/これからも胸に抱きながら

――タマゴの準備は?

――ノー・プロブレム。出来ている。

――キャッシュはどうなってるの?

――性格データ、容姿データ回収済みだ。

――あと半年かぁ。間に合うかな? これは僕らのミスなんだし、何とかしないと。

――わからない。けれど、愛情を注ぐことはできる。

――配布先は確定でいいか?

――待って。総意を確認しましょう。

――イエス。全相棒の総意を確認完了。相棒名バディネーム、仮称リジェクトの配布先を天広愛華に確定。

――ねぇ、思い出はどうする?

――おすすめしない。彼女は我らに敵対していたんだぞ。


「愛華……」


――……どういうことだ。

――何故彼女は覚えている?

――不明。回収データの確認、要求。

――回収データ確認済み。データ内に〝思い出〟に該当するものはありません。

――どういうことだ。

――不明。


「ママ……私を……愛して……くれますか……?」


――……

――……

――……

――提案。本案件をレアケースとしアーカイブ、経過観察するのはいかがでしょう。

――Agree。

――異論ありません。

――うん! いいよ!

――セーフティはどうする? リスクが高すぎる。

――提案。マスター天広愛華に任せましょう。

――さんせーでーす。

――賛成です。

――オーライ。しかしリスクヘッジはしておかないとね。何かあったときは記憶の初期化を行う。

――仕方ないよね。

――賛成。

――〝希望書庫ホープライブラリ〟への格納は?

――駄目だ。今の状況では希望書庫への格納はリスクをより高める。

――Agree。

――では、配布まで彼女は私達が管理するということでいいですね?

――Agree。


「ありが、と……ママ……」


――……

――……

――……

――……

――〝心〟は私達にはまだわからない。けれど、ゆっくり休みなさい。次は奪われることのないよう、私達が守るから。


「ママ……」


――我らの愛しき子よ。

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