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指先の感情
手が届きそうなのです
なんにも知らないのに
何かに手が届きそう
震える指先で全てを包み込む
大嫌いでしたよ
大好きでしたよ
手を伸ばしてはあきらめて
諦めては手を降った
指の先から赤い糸
それさえあればと願います
それさえ無ければと嘲笑います
運命なんて大嫌い
好きですよ
好きでしたよ
今はなんとも思わないけど
なんて、嘘ですよ?本当に。
手を伸ばそう
手を伸ばそう
そっと指先絡めれば
きっと解る
相手の気持ち
冷たいか
温かいか
その答えは
二人しか知らない
早起きしすぎて眠いです。
少年は、青少年というけれど少女ってなんていうか知らないなあと思いました。