愛し哀され死に逝く乙女
それが恋なんて綺麗な言葉じゃなくてもただあの人のそばに居たかった。
あの暖かな空のしたに二度と出られなくてもかまわなかった。
そんな事であの人を繋ぎ止めていられるのなら
二度と自力で立ち上がれなくても良かった。
悲しいくらいに美しいあの人が傷付かないように
私という檻にいれてしまおう。
いいのよ?私を利用して?
私を使って外から逃げて
私を忘れないように手を繋ごう
他人なんて気にしなくて良いよ
あなたは、私だけを見ていてくれればいい
あぁ....私を許さないで
私を憎んで憎んで恨んで怨んでキスをして
二度と歩けない私を突き落として
上から笑ってちょうだい
その狂気すら私が貰っていくから
安心して、安堵して、笑ってちょうだい
血溜まりの中で手を伸ばすから
その手を握ってとどめをさして
恋なんて綺麗なものじゃない
愛なんて美しいものじゃない
憎しみなんてドロリとしたものより
恨みなんて醜い塊なんかより
もっともっとドス黒くて穢いものなの
瞳から涙の膜が浮かび上がって
小さな雫となって瞳から落ちる
愛、哀、曖....恨みのこもった瞳で私を離さないで
そんな悲しい瞳で私を見ないで
憐れだなんて言葉で私を穿たないで
好き、空き、透き....憎しみで私を抱き止めて
そんな愛しそうに私に触れないで
同情なんて感情で私を縛らないで
愛しい、愛しいあなたに私を捧げましょう
愛なんて言葉じゃ収まらないくらい
あなたに溺れて沈んで苦しみたい
好きよ....本当に....好きなの
愛してるなんて言葉に収まりきらないこの激情に
身を委ねて沈みましょう
好き、好き、好き....
愛してるから...泣かないで....
その唇で私を繋いで鎖に包んで海底に落として
その手で私をコロシテ
天竺葵 / ゼラニウム
花言葉 「愛情」「真実の愛情」「尊敬と信頼」「慰め」「真の友情」「決意」「決心」「不実」「謹慎」
黄・・・「偶然の出会い」
赤・・・「君がいて幸福」「愉快」「安楽」
白・・・「私はあなたの愛を信じない」
ピンク・・・「決心」「決意」「堅実」「真の友情」
これみた瞬間十代の子が欲しているものっぽいって思って詩集の名前にしました。
危うい綱渡りみたいに色んなモノを欲している十代は、一番感性が豊かで感情が揺れ動くんだと思います。
廚二病なんてあるくらいだし(笑)
ちなみに皆さんはどんな廚二病的妄想しましたか?
私は、典型というかスタンダード?に学校でゾンビやらテロリストやらとかっこよく銃撃戦する妄想してました(笑)
今でも思い出すと頭を抱えて無駄に叫びたくなる衝動にかられます。
あのノートとかあの短編とかあああぁぁぁッ
思い出したくないけどネタにはなるので使ってたりします←
ここまで読んで頂きありがとうございました。