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クリアー・マインド

作者: 鳴沢沙羽

飛行機雲 手にとって

僕だけの剣にしてしまおう

こんなに 柔らかいなら

僕は誰も傷付けないだろう?


ガラスは硬くて澄んでいる

「君と同じ」と 誰か微笑った

けれどねボールが当たったら

砕けてチクチク 直せやしない


真っ黒くろくろ ゴミ袋

中はちっとも 見えないけれど

隠して消しても分からない

ボールでさえも 包んでしまう


ちょっとだけ、ズルいな。



あの太陽 手にとって

僕だけの盾にしてしまおう

こんなに 暖かいなら

誰も震えたりはしないだろう?


も一度溶かしてまた冷やす

試練はいっぱい 待ってるけれど

綺麗にキラキラ光るから

光を浴びて 最高の僕


ちょっとだけ、いいだろ?



落ち行く雨 手にとって

僕だけの弾にしてしまおう

こんなに 数があるなら

みんなを守りきれるはずだろう?




割れたガラスはゴミ袋の中へ

挫けるもんか 泣くもんか

ガラスは袋も破けるはずだ!!




飛行機雲 あの太陽


落ち行く雨 そして僕は、、、



広がる空 腕広げて

僕だけの夢にしてしまおう

こんなに 高い場所なら

誰もが僕を見てくれるだろう?

こんなに 寒い場所なら

僕は硬く堅くなれるだろう?

ガラスは、どんな形にもなれるのさ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 投稿お疲れ様です! よくこんな素敵な発想が出てきますね。ボクには出来ないので羨ましいです。きっとこの詩の「僕」はみんなの為なら自分を犠牲に出来る人なんでしょうね。それでも傷つきたくないから「…
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