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暗闇
携帯(時代遅れのガラケー)での投稿のため文章の長さがいまいちわからないのでおそらく1話が短くなります…
---暗い。気がつくとその一言が全てというべき空間にいた。
自分が立っているのか、それとも横になっているのか、あるいは逆さまにでもなっているのだろうか。自分の状態さえわからないそんな空間。
自分はなぜこんなところにいるのだろう。わずかに働く頭を使い考える。
不思議と焦りや驚きはない。それは暗いとはいえ不思議と包みこむような暖かさがあるせいだろうか
ああ、そういえば…
包み込むような暖かさが体に入ってくる感じがする。不思議な感覚になる。大きな、そして優しげな力に護られているように…。すると次第に眠気が襲ってくる。がそんな中自分は誰で何が起こったのか頭に浮かび、眠気の中に消えていく。
「俺は死んだのか…」
それを認識し俺、斎城 淋斗は眠りに落ちた。