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登場人物
皆本 葵
名門の高校に通う15歳。
父親は大手弁護士事務所経営の中々のセレブ。
だが、ふたを開け見れば一般庶民と大差の無い生活を送っている。
「夢見る少女じゃいられない」がモットーの現実主義者。そこは母親譲りである。
顔は日本人の典型タイプ。自分では「もっと目がパッチリしていたら」「もっと鼻がスラリと高かったら」と、いろいろとコンプレックスはある。
学校には、「コネ」入学である。本人はそこいらへんにすごく罪悪感を覚えているわけではない。
立川 斎
自称年齢23歳。
何をしているかわからない不思議な人。
美形というべきの、古風な顔のイケメン。
初めて会った葵にいきなり声をかけるなど、何を考えているかわからない所があるが、どこかぬけているので、少し安心して一緒にいられるタイプ。
御堂 薫
葵と同じクラスに通う高校一年生。
一年生ながらもサッカー部のエースをしており、運動神経抜群。
それに加えて勉強までできて、顔まで良い、いわゆる「学園の王子様」である。
代々続く名門の家柄の御曹司。
裏表のない性格をしており、人懐っこさも加わって、2・3年のお姉さま方に大人気。