図鑑No.02:非常用侵入グチ(ヒジョウヨウ・グチ)
(*ゴクトーの妄想キャラクター)
■ 分類名:緊急用妖獣
神経干渉型・幻像守護体
■ 通称:
• 「試練の門番」
• 「視線税を徴収する者」
• 「心拍の境界線に現る、妄想の守護者」
■ 発動条件:
• 江戸っ子鼓動の急上昇(鼓動レベル3以上)
• 特定の視線暴走 or 意識の逸脱(通称:妄想過熱状態)
• 甘い香り、あるいは過去の“ときめきの記憶”が刺激されたとき。
■ 外見特徴:
• 黒網の脚線美を誇る、異様に艶やかな美貌の持ち主。
• 背中には細く鋭い装飾的な“封印羽根”が展開(妄想防衛装置)
• 魔眼のように光る眸。見る者の“羞恥と好奇心”を同時に刺激する。
• その身から漂う香気は「記憶の残り香」であり、ゴクトーの過去体験とリンクする。
■ 内面/キャラクター性:
• 寡黙だが、その所作すべてが「誘い」と「威圧」を併せ持つ。
• ゴクトーの深層心理が「見てはならぬ」と封印しつつ、「見たい」と願った存在。
• 決して害意はないが、“通過”には「視線税」と「妄想負荷」が課される。
• 状況次第で敵にも味方にもなる。女神か拷問官か、それはその日の気分次第。
■ 出現時のセリフ:
「……この死線、通りたいなら“通行証”を見せてごらんなさい、坊や♥」
「鼓動が速いわね。……可愛いわ」
■ 神代魔法との関連:
• 関連呪式:「妄想転送陣」
妄想過熱時に強制発動される空間転移魔法。
使用者を妄想試練空間に飛ばし、精神負荷を測定する。
• 発動副作用:
・ 現実空間の空気が“揺れ”を持つ(視覚的歪み)
・ 神代魔法の詠唱時に”彼女”が視界の端に現れることもある。
■ 戦闘/作用:
• 幻術防壁を張り、敵の視線と攻撃を無力化する(ただし自他共に錯乱する)
• 一定時間、妄想空間内の行動を制限し、“視線回避ゲーム”を強制スタート。
• ゴクトーが冷静さを失うと、彼女の存在が“実体化”する可能性あり(魔力暴走)
■ 備考:
• 通称「妄想図鑑の裏ボス」
• 赤絹シタギの出現を“阻む者”でもあり、出現条件が競合することも。
• ゴクトーの精神空間にある“封印階層”の一部を守る番人的役割を担う。
• 出現率は高いが、接触イベントの発生率は低め(ただしインパクトは大)
■ 図鑑メモ:
「あの“脚線”を見た瞬間、世界の色が変わった。……通さぬ門が、逆に誘ってくるなんて、卑怯すぎだろ……」
── ゴクトー、妄想陥落直前の独白より。
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