釣りの装い
釣りの装いを一通り紹介したい。
まず頭の上から。
麦わら帽子。麦わら帽子には飛ばないようにあごひもがついたもの。
暑いし紫外線が強く頭が蒸れるので、風通しの良い麦わら帽子が1番。
その上に直径40cm、柄が20cmの手網を被せる。
網の色は落とした時にわかるよう白色が良い。
釣れた時には帽子を前に傾けて柄が手前に来た所を掴む。
サングラスも必須。
川を歩くときに足元の石を見るのと、川の中の様子を見るため偏光レンズが良い。
服は合成繊維で速乾性があり汗がすぐ乾くものを選ぶ。
木綿は汗で濡れると乾かないので避ける。
6月などまだ肌寒い時期にはその上に着古したカラーシャツ。
その上に釣り用のジャケット。
ジャケットにはハリスを切るためにビクトリノックスのマルチツールをぶら下げている。
ハサミが付いている小さめの物を伸縮可能なキーホルダーにつけてぶら下げる。
腰にベルトをつける。
ベルトには漁協の腕章を通し、小さな錘入れと鮎舟を取り付ける。
鮎舟は、鮎が多い時を考え、容量が大きいものを選ぶ。
下は鮎用のタイツ。スポンジ生地のもの。
足は親指とその他の指が分かれた足袋状の鮎ブーツを履く。
昔は義父より膝を冷やさないよう、足から腰まで繋がっているウェーダーを使うよう言われていた。
鮎ブースの靴底は、苔が生えた石の上でも滑らないようにフエルトになっている。
フエルトは購入したメーカーによっては取り替えることが可能。
これを忘れずに川まで持って来れたら釣りを行える。