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根掛かりした時は
錘を竿で振りかぶって投げているため、石の隙間に落ちてしまうことがある。
竿をしゃくって錘を取るが、ハリスのサイズが太いと竿が負けて竿先が折れてしまうことがある。
そのため、できるだけ前に出て竿がしなる余裕を作ってしゃくり、錘を浮かす必要がある。
錘の近くまで行くことができれば、竿を立てることで錘が上がるので容易に抜ける。
最悪は投げた瞬間に根掛かりすることだ。
水深が深く前に進むこともできず、竿のしなりを利用できない状態では、竿をまっすぐ後ろに引っ張るしかない。
錘はまず回収できないためハリスが切れることになる。
ハリスの切れる長さを最小にするため、あらかじめ錘の手前のハリスに結び目を作っておく。
そうすることで竿を引っ張った際に結び目部分でハリスが切れる。