鮎の燻製
自家製で鮎の燻製を作っている。
釣ってきた鮎の内臓を出す。
内臓はうるかと呼ばれる塩辛に使う。
鮎は腹開きにし、骨に付いている血糊を水道水で洗い流す。
その際、鮎の表面のぬめりも擦り落とす。
タッパーに海水より少ししょっぱい程度の食塩水を作り、鮎を入れ冷蔵庫で2時間保存する。
ネットで検索すると30分と書いてあったが、30分だと塩気が足りない。
その後、キッチンタオルで水分を拭き取り、100均で売っている筒状になった網の中に入れ、風通しの良い日陰の場所で4時間乾かす。
乾かす時には、カラッと晴れた日に行う。
湿度の高い時に試みて鮎が生臭くなり捨てたことがある。
24缶入りのビールの段ボールの長い辺の両側にカッターで切れ込みを入れ、100均で売っているバーベキュー用の網を突き刺し、ビールを取り出すためにダンボールを開けた反対側にカッターで煙の逃げ道を作る。
表面が乾燥した鮎を網に乗せ、ホームセンターのバーベキューコーナーで売っている1つが石鹸くらいの桜の燻製ブロックを携帯用蚊取り線香入れの片面に乗せ、ダンボールの中に入れる。
燻製ブロックが燃え尽きたら完成。
干物と同じようにグリルやトースターで焼き、醤油マヨネーズで食べる。
その後、中骨が茶色くなるまで炙り、熱燗の中に入れる。
熱燗が茶色くなった頃に飲むと、鮎の香ばしい香りが口一杯に広がりたまらない。
鮎の頭は充分加熱できると良いが、不十分だと酒が生臭くなるのでお勧め出来ない。