32/54
浅瀬にも大物が
昼に近づき、本流を何度か流したが、鮎が散ったのか釣果が思わしくない。
そこで、錘を3号と軽くし、チャラ瀬を狙うこととした。
チャラ瀬は、水深は20センチ程度だろうか。
竿を何度か振ると、竿が大きくしなる。
根掛かりか、小いわし程度の鮎が掛かっている。もしくはオイカワやハヤ。
それを丁寧に選り分けていっているうちに、竿をひったくられる等の当たり。
慌てて竿を立てて、竿のしなりで持ち堪える。
浅瀬のため、鮎がついたまま根掛かりしないことを祈りつつ、やり取りを続ける。
そのうち、上がってくると立派なサイズの鮎。
瀬ではこうゆうことが良くある。