竿のこと
竿について話したいと思う。
友釣りの竿とコロガシ釣りの竿は違う。
コロガシ釣りでは、錘をつけてぶん回すため、頑丈な竿が必要となってくる。
自分が釣っている川では、友釣りもコロガシ釣りもできるが、コロガシ釣りは下流でのみ許可されている。
下流の川幅が広いところでは当然長い竿が必要となる。
竿が1m長くなると、仕掛けも1m延ばせる。
すると2m遠くに飛ばせることになる。
自分は9mから9.5mの竿を使っている。
長くなれば太くて重くなる。丈夫であれば尚更だ。
しかし太いと握り難く、9mあるので風の抵抗も馬鹿にならない。
重たければ振り回せない。
よって、長いのに細くて軽いものを求める事になる。
この解決不可能な問題もお金の多寡により解決可能となる。
竿のメーカーはダイワ、オリンピック、ニッシン等有名どころからも出ている。
そんな高い竿だから大切にすれば良いのに自分の無知から最初の竿を直ぐに駄目にした。
釣りに行った後、そのまま放置していたため、樹脂部分が加水分解してカーボンが出てきた。
何とかしようといじくり回したあげく、手にカーボンが何本も刺さった。
カーボンはシャーペンの芯と同じで、皮膚の下に残ったままになる。
待ち針で何とか刺さったカーボンを掘り出したが、こうなってしまうと竿を何とかしようと考えるより早めに捨てることをお勧めする。
後悔した結果、以下の通り手入れを行なっている。
竿の手入れはまず、竿の根元の栓を外してばらす。
シャワーで竿を洗う。
竿には川砂が付いているため洗わないと、次の釣行で竿を伸ばした時に傷つく原因になる。
シャワーで竿の表面も中もきちんと洗い流す。
洗った後は、表面をタオルで拭き取り、細い竿の中を覗き、水で塞がっていない事を確認する。
塞がっている場合は竿をスナップを効かせて振り水分を飛ばす。
竿はUSBファンの風が当たるようにして並べる。
拭き取った際のタオルを畳んで、ファン直前に置き竿の枕にする。
ファンを起動して竿の中を風が抜けてくるのを指の先に風があたることで確認する。
2時間放置し竿の中の水分も無くなっていることを確認後、竿を組み立てる。
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