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酔心へ鮎を降ろす

広島で2番目に安くて旨い店。


広島に住んでて年配の方で有れば、コマーシャルで放送されていたこのフレーズに記憶があると思う。


昔、酔心の毘沙門店に、鮎を納めていたことがある。


お義父さんも鮎釣りをしており、いつ何時までに30匹とかのノルマに応じて鮎を釣っては、お義父さんが酔心に持って行っていた。

売り上げで針やハリスを買ってもらうのが常だった。


昔は鮎がよく釣れており、2人で釣ればノルマは達成できた。


納めるのは、建網解禁になる8月終わりまでであり、建網で鮎が大量に獲れると用済みになった。


お義父さんが釣りをしなくなり、その都度のノルマに対応できる訳がなく、結果、酔心に鮎を納めなくなり、そのうち毘沙門店もひっそりと閉店した。


ちなみに、1番目に安くて旨いのは、自分のお家の料理だそうだ。



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